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 2008/ 8/28 10:15 更新 速度の遅い太陽風が続いています(310km/秒)。磁気圏もとても穏やかです。 担当 篠原 速度の遅い、穏やかな太陽風が続いています。 速度は、300〜320km/秒の低速状態で安定しています。 ACEのグラフを見ると、速度の線(黄色線)が大きく上下している様にも見えますが、 それは縦軸の幅が狭くなっているためで、 変化の幅自体は、小さなものです。 磁場強度も、4nTと通常レベルでほとんど安定しています。 このため、磁気圏もたいへん穏やかです。 AE指数には全く変化が見られず、 3日幅のシベリアのグラフも、ずっと平坦です。 穏やかな太陽風は、まだまだ続きますが、 27日周期の図を見ると、 前周期のグラフの最後に、ようやく次の高速風が見えて来ました。 このまま回帰して来ると考えると、9月5日頃に始まりそうです。 SOHOにはまだ見えていませんが、 STEREO Behindeでは、その発生源のコロナホールが見えて来ました。 太陽の東半分に広がっています。 STEREOは、地球よりも2日半ほど先を見ていますので、 もうしばらくすると、SOHOでも見えて来るでしょう。 太陽は無黒点が続き、とても穏やかです。 STEREO衛星が撮影した、太陽コロナの写真。コロナホールが見えて来ました。28日10時(世界時28日1時)。 (c) NASA  SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA) 
 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC  リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT  シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT  27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT 
 (c) SOHO (ESA & NASA)  GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC  GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC  | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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