宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:38)
今日、C6.7の小規模フレアが発生しました。
また、X1.8の大規模フレアが昨日発生しています。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/21 11:09 C6.7
09:24 C4.2
06:40 C2.9
05:29 C5.6
03:30 C3.5
00:02 C2.9
12/20 20:35 C2.3
09:11 X1.8
07:26 C3.2
01:23 C5.3
12/19 22:47 C2.5
18:30 M1.3
12:30 C4.0
11:07 C4.2
06:40 M6.9
04:34 C7.9
01:43 C7.3
01:15 C6.8
00:40 C5.3

黒点 12/21 (NOAA)
磁場 フレア
2235 1 α ---
2236 1 α ---
2239 5 β ---
2240 4 β ---
2241 12 βγδ M7
2242 24 βγδ X2
2244 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 360 -7.5
-2 h 343 -4.5
-4 h 349 -0.7
-6 h 358 +2.3
-8 h 345 -3.3
-10 h 350 +0.4
-12 h 340 -0.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -20 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 5x10^2
12/21 0.7 1x10^3
12/20 0.4 1x10^3
12/19 0.5 1x10^3
12/18 0.6 1x10^3
12/17 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/12/16 12:20 2242黒点群は広がっていますが、フレアは減っています。太陽風はやや高速です。
2014/12/17 11:01 2242黒点群の活動が続いています。今朝、M1.5のフレアが発生しました。
2014/12/18 13:36 2242黒点群でM8.7の中規模フレアが発生し、太陽風の乱れが到来しそうです。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2014/12/19 12:49 M6.9の中規模フレアが発生しました。CMEによる太陽風の乱れが近づいています。
2014/12/20 13:41 X1.8の大規模フレアが発生しました。太陽風は穏やかです。ノルウェーのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2014/12/21 12:38 更新
太陽風は低速ですが、小さい乱れが到来した様です。

担当 篠原

昨日のX1.8の大規模フレアに伴って発生した
CME(太陽ガスの放出現象)の様子を、
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画で紹介します。

CMEのガスは、主に太陽から右下に向かって噴出しています。
地球の方向へも向かっているかもしれませんが、
かなり淡く見えていてはっきりしません。
このため、太陽風の乱れが到来しても、
それほど大きくはならないのではないでしょうか。

Xフレアを起こした2242黒点群は、
その後も、C2/3、C2.9、C2.0、C5.6と
小規模フレアを起こしています。
大きい姿も保っていて、引き続き注目して下さい。


太陽風は、350km/秒と低速の穏やかな風が続いています。
先ほど、磁場強度に小さい変化がやって来て、
6nTから8nTに強度が上がっています。

最初のCMEの影響が到来したのかもしれません。
速度や密度には目立った変化はありませんが、
この少し前から、磁場の南北成分が南向きに振れ始め、
現在、-8nTに強まっています。

この変化がしばらく続くと、
磁気圏の活動がある程度活発になるでしょう。
今後の推移に注目して下さい。

また、19日に発生したCMEの乱れが近づいています。
こちらについても注意して下さい。




20日のX1.8の大規模フレアに伴って発生したCMEの様子。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース )


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。