宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:26)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/ 9 --- ---
6/ 8 --- ---
6/ 7 --- ---

黒点  6/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
2552 5 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 398 -1.1
-2 h 400 -1.3
-4 h 412 -0.8
-6 h 420 +2.5
-8 h 419 +2.4
-10 h 426 +3.3
-12 h 407 +2.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -11 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -6 -/ -
-6 h -5 -/ -
-8 h -3 -/ -
-10 h -6 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^3
6/ 9 0.4 3x10^3
6/ 8 0.4 4x10^3
6/ 7 0.3 4x10^3
6/ 6 0.3 4x10^2
6/ 5 0.4 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 6/ 4 12:37 太陽は無黒点が続いています。5月の黒点数は 52.1 でした。
2016/ 6/ 5 06:56 太陽に黒点は見られません。太陽風は300km/秒と低速です。
2016/ 6/ 6 12:07 600km/秒に達する高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も強まっています。
2016/ 6/ 7 11:38 高速太陽風は続いていますが、速度は下がり始めています。太陽は無黒点です。
2016/ 6/ 8 16:19 太陽に5日ぶりに黒点が現れています。高速の太陽風は終わりつつあります。
最新のニュース

2016/ 6/ 9 12:26 更新
太陽風は平均的な速度に戻りました。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

南半球から、オーロラの便りをいただきました。
ニュージーランド・ダニーデンの中村太一さんにより、
6月5日と6日の夜に撮影されたオーロラの写真を紹介します。
この2日は、太陽風が強まって、オーロラの活動が活発になりました。
月も新月で、夜空はとても良い条件だったと思われます。

1、2枚目は、5日の夜の撮影で、
夜間に撮影したオーロラの写真と、
地形が分かるように、朝、明るくなってから撮影した前景の写真を、
HDR合成したとのことです。
夜間は、星空とオーロラの光しかない、真っ暗な中だったそうです。
HDR処理により、現地の雰囲気がぼんやりと分かるようになっています。

3〜6枚目は、6日の夜で、
ニュージーランドでよく見られるキャベッジツリーと呼ばれる木とともに、
オーロラを撮影したそうです。
この日の方が、オーロラは多少強かったそうで、
地平線が何度かにわたってオーロラの光に包まれていたそうです。

どの写真もとても素晴らしい雰囲気です。
どうぞじっくりとお楽しみ下さい。
本当に美しい写真をありがとうございます。



太陽風は、ACE衛星のグラフが見にくくなっていますが、
速度は400km/秒まで下がり、平均的な速度に戻っています。
磁場強度は、3〜4nTとやや弱くなっています。

磁気圏の活動も次第に小さくなっていて、
AE指数は、掲載の図では後半が切れいていますが、
この時間帯の変化は、更に小さくなっています。


太陽は、2552群が少し大きくなっています。
目立った活動はなく、太陽は静かです。



ニュージーランド南島ダニーデンで、現地5日の夜に撮影されたオーロラ。
(c) 中村太一氏


ニュージーランド南島ダニーデンで、現地5日の夜に撮影されたオーロラ。
(c) 中村太一氏


ニュージーランド南島ダニーデンで、現地6日の夜に撮影されたオーロラ。
(c) 中村太一氏


ニュージーランド南島ダニーデンで、現地6日の夜に撮影されたオーロラ。
(c) 中村太一氏


ニュージーランド南島ダニーデンで、現地6日の夜に撮影されたオーロラ。
(c) 中村太一氏


ニュージーランド南島ダニーデンで、現地6日の夜に撮影されたオーロラ。
(c) 中村太一氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。