宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:17)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 6 --- ---
10/ 5 --- ---
10/ 4 --- ---

黒点 10/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
2598 12 β ---
2599 6 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
06:56 482 +0.1
-2 h 483 +0.3
-4 h 484 +1.6
-6 h 488 +0.6
-8 h - -
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^3
10/ 6 0.4 1x10^4
10/ 5 0.4 1x10^4
10/ 4 0.4 8x10^4
10/ 3 0.4 1x10^5
10/ 2 0.4 2x10^5

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/10/ 1 11:38 太陽風の速度は600km/秒に少し下がりましたが、高速風は続いています。
2016/10/ 2 15:23 太陽風は高速風が続いていますが、速度は次第に下がっています。
2016/10/ 3 16:38 500km/秒の高速太陽風は続き、磁気圏も活動的な状態が続いています。
2016/10/ 4 12:58 500km/秒台前半の高速太陽風が続いています。フィンランドのオーロラをどうぞ。
2016/10/ 5 14:02 高速太陽風は続いています。磁場が南向きに振れて、磁気圏の活動も活発です。
最新のニュース

2016/10/ 6 14:17 更新
高速の太陽風は終わりつつあります。フィンランドのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

高坂さんより、フィンランドのオーロラ写真をいただいています。
高速太陽風も後半に入った、10月2日、3日の活動です。

1枚目は、イナリ近くの撮影だそうで、
高坂さんより「天狗のようなオーロラが」見られたとのことです。
そう聞くと、以降は、すっかり天狗の横顔に見えるようになってしまいました。

2、3枚目は、レヴィのスキー場に移動しての撮影のようです。
この時の活動は凄く、
街中の明かりにも負けないほどのオーロラだったそうです。

現地では、4晩連続でオーロラが見えていたそうですが、
今後は天気が崩れそうで、撮影は厳しくなりそうとのことです。

連日のように素晴らしい写真をありがとうございます。
最北端、ノールカップの写真もいただいているのですが、
こちらは次回に・・・



太陽風は、いよいよ速度が下がり始め、
現在は460km/秒とやや高速の状態です。
掲載のACE衛星のデータは、
500km/秒を割ったくらいで途切れていますが、
その後もゆっくりと下がっているようです。

磁場強度は、4nT付近で安定しています。
南北成分は、0nT付近で小さく変化して、
磁気圏の活動もやや弱まり、
AE指数は、グラフの前半に
500nTの変化が見られる程度になっています。

地球は、コロナホールの影響を抜けつつあるようです。
SDO衛星AIA193には、中央部に目立ったコロナホールはなく、
この後、太陽風は穏やかになりそうです。


太陽は、X線のグラフに変化はなく、
静かな状態です。

東端から新しい黒点が見え始めています。





フィンランド北部、Ukonjarvi Lake にて、 現地10月2日の夜に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


フィンランド北部、Levi にて、 現地10月3日の夜に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


フィンランド北部、Levi にて、 現地10月3日の夜に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。