宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:51)
今日、C3.9の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/13 00:52 C3.9
1/12 --- ---
1/11 --- ---

黒点  1/13 (NOAA)
磁場 フレア
2625 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:45 374 +0.7
-2 h 372 -1.5
-4 h 374 -0.9
-6 h 378 -0.5
-8 h 382 -0.2
-10 h 380 +2.9
-12 h 387 +3.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^4
1/13 0.5 1x10^4
1/12 0.4 1x10^4
1/11 0.4 4x10^4
1/10 0.4 6x10^4
1/ 9 0.4 6x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 1/ 8 12:06 670km/秒の高速太陽風が続いています。太陽は穏やかです。
2017/ 1/ 9 10:41 太陽風は650km/秒と高い速度を保っています。磁気圏の活動も高まった状態です。
2017/ 1/10 14:01 高速太陽風は、600km/秒へ少し速度が下がっています。
2017/ 1/11 15:32 太陽風は高速ですが、520km/秒に下がっています。
2017/ 1/12 13:24 太陽風は平均的な速度に下がっています。
最新のニュース

2017/ 1/13 10:51 更新
太陽で1か月ぶりにCクラスフレアが発生しました。

担当 篠原

深夜の13日1時(世界時12日16時)に、
太陽の東端でC3.8の小規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131による動画を掲載します。

Cクラスに達するフレアの発生は、
12月11日(世界時10日)のC4.0以来と、1か月ぶりです。
太陽はずいぶん静かになっています。

このフレアに伴って、
CME(太陽ガスの放出現象)も発生しています。
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。
地球からは横に向かっているので、影響はありません。

太陽の可視光写真では、東端(左端)に新しい黒点が発生し、
2625群と番号が付けられています。
また、更に東端の近くにも黒点が顔を見せています。
フレアが発生したのは、この領域のようです。
今後の活動に注目して下さい。


太陽風は、370km/秒へ速度が下がり、
やや低速の状態です。
磁場強度は、4〜5nTと平均的な値です。

磁気圏は穏やかで、
AE指数は、小さい変化が1回起きている程度です。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
北半球の中央部に細長いコロナホールと、
東側の赤道域にコロナホールが広がっています。
今後は、これらの領域の影響がやって来るでしょう。

前周期は、12月21日から高速風が始まっていましたが、
今回はどうなるでしょうか。
1月17日前後に注目してください。



太陽の東端で発生したC3.8の小規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


C3.8のフレアに伴って発生したCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。