宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (15:15)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/21 --- ---
2/20 --- ---
2/19 --- ---

黒点  2/21 (NOAA)
磁場 フレア
2637 1 α ---
2638 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
15:04 449 -0.1
-2 h 455 +0.4
-4 h 449 +2.1
-6 h 455 +1.7
-8 h 476 +1.9
-10 h 486 +1.6
-12 h 482 -1.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
15:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^2
2/21 0.4 3x10^3
2/20 0.4 2x10^3
2/19 0.4 7x10^2
2/18 0.4 4x10^2
2/17 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 2/16 12:58 300km/秒の低速の太陽風が続いています。
2017/ 2/17 13:07 太陽風の速度は500km/秒に上がり、高速風が到来しました。
2017/ 2/18 11:32 高速太陽風が続き、磁気圏の活動も高まっています。
2017/ 2/19 11:41 太陽風の速度は600km/秒近くまで高まっています。
2017/ 2/20 13:11 太陽の中心部でフィラメント噴出が発生しました。高速の太陽風は続いています。
最新のニュース

2017/ 2/21 15:15 更新
Bクラスの小さいフレアが増えています。太陽風はやや高速です。

担当 篠原

昨日に続いて、今度は太陽の東端で
フィラメントの噴出が発生しています。
SDO衛星AIA304による動画を掲載します。

真横から見ているので、
噴き上がるガスのループがきれいに見えています。
横へ向かっているため、地球地球への影響はないでしょう。

太陽の東側に新しく現れた黒点は、
2638群と番号が付けられています。
Bクラスの小さい活動を頻繁に起こしていて、
X線のグラフはちょっとにぎやかになっています。
Cクラスに達するフレアは発生するでしょうか。


太陽風は、速度が520km/秒から450km/秒へ下がり、
やや高速くらいの風になっています。

27日周期の図の前周期を見ると、
今日にあたる1月25日は、
既に300km/秒台の低速風に変わっています。
コロナホールの広がりの変化が、
この違いをもたらしているのでしょう。

太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な状態です。
南北成分は、南に振れたり、北に振れたり変化していて、
南を向いた頃に、磁気圏の小規模の活動を起こしています。
AE指数のグラフは、300nTほどの変化が発生しています。

太陽風は、明日以降、
コロナホールの影響で再び強まりそうです。
磁気圏の活動の高まりにも注目して下さい。



太陽の東端で発生したフィラメント噴出。SDO衛星AIA304。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。