宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:31)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/12 --- ---
4/11 --- ---
4/10 --- ---

黒点  4/12 (NOAA)
磁場 フレア
2650 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:23 477 -1.1
-2 h 483 -1.5
-4 h 483 -0.5
-6 h 485 +0.5
-8 h 490 +2.0
-10 h 487 -4.2
-12 h 467 +1.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
4/12 0.4 2x10^3
4/11 0.5 8x10^3
4/10 0.4 9x10^3
4/ 9 0.4 3x10^3
4/ 8 0.3 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 4/ 7 12:05 太陽風の速度は下がりかけています。太陽も穏やかになりそうです。
2017/ 4/ 8 07:05 太陽風は平均的な状態です。太陽が無黒点になっています。
2017/ 4/ 9 07:51 太陽風は600km/秒の高速風になりました。磁気圏の活動も高まっています。
2017/ 4/10 12:38 太陽風は平均的な速度に戻っています。ニュージーランドのオーロラをどうそ。
2017/ 4/11 12:42 太陽風は平均的な状態です。3月の黒点相対数は 17.7 でした。
最新のニュース

2017/ 4/12 12:31 更新
太陽風の速度は480km/秒にやや高まっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日の夕方に450km/秒へやや高まり、
今日の未明には、490km/秒と高速の状態になりました。
一方、7nTにやや強まっていた磁場強度は、
現在は3nT近くに下がっています。

27日周期の図の前周期のグラフでは、
太陽風は300km/秒台の低速の風になっていたのですが、
今回は、400km/秒と500km/秒の間を上下しながら推移しています。
SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
特に変化は見られなかったのですが、
太陽風の分布には変化が発生しているようです。

太陽風磁場の南北成分は、頻繁に南向きに変化しています。
このため磁気圏の活動もやや高まっていて、
AE指数のグラフでは、
500〜800nTの変化が時間をおいて記録されています。
しかし、満月に近いため空が明るく、オーロラの観望には厳しそうです。


太陽は、東側に2650黒点群が見えていて、
Bクラスの小さいフレアを起こしています。
黒点が発達する様子は見られず、太陽は穏やかに推移しそうです。



世界時4月11日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。