宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:16)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 9 --- ---
5/ 8 --- ---
5/ 7 --- ---

黒点  5/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
2654 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:04 367 -1.9
-2 h 385 -1.6
-4 h 402 -1.7
-6 h 395 +0.1
-8 h 398 -0.4
-10 h 398 -0.3
-12 h 390 -0.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^2
5/ 9 0.4 1x10^3
5/ 8 0.4 2x10^3
5/ 7 0.4 2x10^3
5/ 6 0.4 2x10^3
5/ 5 0.5 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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Alaska (SALMON)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 5/ 4 08:13 太陽風は340km/秒の低速風になっています。磁気圏も穏やかです。
2017/ 5/ 5 09:27 太陽風はやや低速で、磁気圏も概ね静穏です。太陽も静かです。
2017/ 5/ 6 13:56 400km/秒に上がった太陽風の速度は、再び低速に戻っています。
2017/ 5/ 7 10:03 太陽風は低速で、磁気圏はとても穏やかです。
2017/ 5/ 8 13:04 低速の太陽風が続いていますが、磁気圏はやや活動的です。フィンランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2017/ 5/ 9 12:16 更新
太陽風、磁気圏は穏やかに推移しています。4月の黒点相対数は、32.6 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOによる4月の黒点相対数は、32.6 でした。

4月の初めは、Mクラスのフレアを連発させた2644黒点群や、
大型の2645黒点群が出現して、
4月3日の黒点相対数が 100 に達するなど
(黒点相対数が100に達したのは、
2016年3月4日の 111 以来、1年1か月ぶりでした)、
黒点相対数も増加したのですが、
結局、短期間の変化に終わり、
1か月の平均を取ると、
それ以前の推移から大きく外れない値になりました。
また、無黒点の日も4日記録されています。



現在の太陽は、2654黒点群が西の端に沈みかけ、
2655黒点群は見えなくなっていて、無黒点の状態になりそうです。

X線グラフも変化はありません。


太陽風は、深夜にかけてゆっくりと速度が上がり、
400km/秒と平均的な速さに達しましたが、
今朝くらいから再び下がって、
現在は370km/秒と低速の状態に戻りかけています。
磁場強度は5nTから3nTへ下がり、やや弱まっています。

太陽風磁場の南北成分は、
北寄りから、弱い南寄りに変わっています。
磁気圏は基本的には穏やかですが、
AE指数には、時々、小さい変化が発生しています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
東端(左端)にコロナホールが顔を出しています。
この領域が太陽の中心部に達して通り過ぎるまで、
太陽風は穏やかな状態が続きそうです。




太陽黒点相対数の長期変化。3月の黒点相対数は 32.6 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の月毎の無黒点日の日数。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


世界時5月8日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時5月9日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。