宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:55)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/17 --- ---
6/16 --- ---
6/15 --- ---

黒点  6/17 (NOAA)
磁場 フレア
2662 1 α ---
2663 7 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:44 485 +1.5
-2 h 525 +0.2
-4 h 539 -2.6
-6 h 587 -6.3
-8 h 599 -0.9
-10 h 582 -1.1
-12 h 524 -1.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^1
6/17 0.4 1x10^2
6/16 0.5 2x10^2
6/15 0.5 2x10^2
6/14 0.4 2x10^2
6/13 0.5 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 6/12 12:31 太陽風の速度はやや高速に高まっています。
2017/ 6/13 12:31 太陽風の速度は、500km/秒台に高まっています。
2017/ 6/14 12:31 500km/秒の高速太陽風が続いています。太陽の東端に黒点が現れています。
2017/ 6/15 13:27 太陽風の速度は一旦下がっていますが、再び高まりそうです。
2017/ 6/16 12:15 太陽風は平均的な速度ですが、次の高速風が近づいているようです。
最新のニュース

2017/ 6/17 12:55 更新
高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も強まっています。

担当 篠原

昨日の夕方、16日17時(世界時16日8時)頃に、
太陽風の速度は500km/秒に上昇し、高速風が始まりました。
今朝早くに、一時的に600km/秒に上がりましたが、
現在は500km/秒に戻っています。

27日周期の図を見ると、
前周期とだいたい同じタイミングの到来となっています。
前回は、700km/秒まで速度が高まりましたが、
今回はそれよりも少し下がっています。

太陽風の磁場強度は、速度が上がる頃に15nTまで強まりましたが、
以降は一段下がり、7nT前後で推移しています。
やや強まった状態が続いているので、
速度の変化も見られるかもしれません。

磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続き、
-5nT前後の南向きの変化も頻繁に起きています。
このため、磁気圏の活動も強まっていて、
AE指数は、500nTや1000nTの活発な変化が繰り返し発生しています。

世界時16日19時頃の、昭和基地のオーロラを動画で紹介します。
AE指数で500nTの変化が発生した頃のオーロラです。

27日周期の図を見ると、前周期の高速風は5日ほど続きました。
今回はどのくらいの変化になるでしょうか。


太陽は目立った活動はなく、穏やかな状態が続いています。



昭和基地の全天カメラによる、世界時16日19時のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


世界時6月16日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時6月17日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。