宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:19)
今日、C2.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/15 06:46 C2.3
01:19 C1.1
8/14 19:30 C2.7
10:58 C1.8
8/13 --- ---

黒点  8/15 (NOAA)
磁場 フレア
2671 2 α C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:14 436 -1.1
-2 h 437 +0.7
-4 h 453 +0.0
-6 h 454 +0.1
-8 h 469 -0.5
-10 h 442 -1.3
-12 h 462 +0.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
8/15 0.5 3x10^3
8/14 0.5 2x10^3
8/13 0.4 2x10^3
8/12 0.5 9x10^3
8/11 0.4 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 8/10 14:45 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も穏やかです。
2017/ 8/11 12:13 太陽風は穏やかで、磁気圏も静穏です。
2017/ 8/12 14:11 高速太陽風が到来して、550km/秒に速度は高まっています。
2017/ 8/13 10:49 高速の太陽風が続いています。2670黒点群は太陽の端に近づいています。
2017/ 8/14 10:31 太陽風の速度は再び600km/秒に高まっています。太陽は無黒点です。
最新のニュース

2017/ 8/15 13:19 更新
太陽の東端から黒点が現れました。太陽風は平均的な速度に戻っています。

担当 篠原

昨日、太陽のX線強度が強まり始めていた原因は、
東端から現れた2671黒点群でした。
活動的な領域で、出現後、
C1.8、C2.7、C1.1、C1.2、C2.3と、
規模は小さいですが、Cクラスのフレアを5回起こしています。

Cクラスに達するフレアの発生は、
8月1日のC1.4以来と、2週間ぶりです。
今後の2671群の活動に注目してください。


太陽風は、500km/秒から430km/秒へ速度が下がり、
高速風は終わった様です。
磁場強度も、5nTから3nTへ下がり、
やや弱くなっています。

磁気圏も概ね静穏で、
AE指数のグラフは時々小さい変化が発生する程度です。

SDO衛星AI193では、
北半球の中高緯度域にコロナホールが大きく広がっています。
現在、この領域から噴き出している高速の太陽風が
地球に向かっていると考えられ、
明日か明後日頃から、太陽風は再び強まりそうです。

緯度が少し高めなので、
どの程度の影響がやって来るか注目していますが、
東西に広いため、高速風の期間は長くなりそうです。



世界時8月14日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時8月15日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。