宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:01)
今日、C2.8の小規模フレアが発生しました。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/29 11:54 C2.8
8/28 00:11 C6.3
8/27 --- ---

黒点  8/29 (NOAA)
磁場 フレア
2672 7 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:33 319 -6.7
-2 h 365 -3.9
-4 h 279 -6.0
-6 h 291 -6.1
-8 h - -
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^2
8/29 0.5 8x10^2
8/28 0.5 1x10^4
8/27 0.6 2x10^4
8/26 0.4 2x10^4
8/25 0.4 8x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 8/24 15:31 太陽でCクラスのフレアが続いています。
2017/ 8/25 10:11 太陽風はやや低速になっています。太陽のフレアは静かになっています。
2017/ 8/26 16:31 太陽風は低速です。21日の皆既日食の写真その2をどうぞ。
2017/ 8/27 12:38 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。太陽も静穏です。
2017/ 8/28 13:24 太陽風は低速の風が続いています。オレゴン州からの日食写真をどうぞ。
最新のニュース

2017/ 8/29 14:01 更新
太陽風は低速です。太陽に新しい黒点が現れています。

担当 篠原

太陽風の速度は、
270〜370km/秒の範囲で上下に変化しています。
グラフでは変化が目立っていますが、
全体としては低速の状態が続いています。
ACE衛星でも、太陽風は同様の推移をしているので、
実際に起きている変化の様です。

太陽風の磁場強度は、7〜8nTと少し強まっています。
南北成分は、-5nT前後とずっと南向きになっています。

しかし、太陽風の速度が下がりきっているためか、
磁気圏の活動は特に高まらず、
AE指数は穏やかな推移をしています。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールは太陽の中央を、
北極から赤道を抜けて南半球の低緯度にかけて、
まっすぐ伸びています。
今、ここから噴き出している速度の高い太陽風が、
3日ほどかけて地球に到来します。
太陽風の高まりや、オーロラ活動の高まりに注目してください。


太陽では、東端の南半球から新しい黒点が姿を現しています。
また、北半球からもぎりぎりで黒点が見え始めています。
この領域の影響か、X線の強度も少しずつ上がっています。
これからどの様な活動を起こすでしょうか。



世界時8月28日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時8月29日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。