宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:36)
太陽フレアは静かです。
太陽風が非常に高速です。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/17 --- ---
9/16 --- ---
9/15 --- ---

黒点  9/17 (NOAA)
磁場 フレア
2680 3 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:29 697 -0.8
-2 h 711 -0.1
-4 h 696 +2.5
-6 h 687 +1.1
-8 h 727 -1.3
-10 h 719 +0.8
-12 h 677 -1.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 -31 -/ -
-2 h -27 -/ -
-4 h -33 -/ -
-6 h -37 -/ -
-8 h -38 -/ -
-10 h -33 -/ -
-12 h -27 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 3x10^4
9/17 1.2 4x10^4
9/16 2.6 6x10^4
9/15 26.6 4x10^4
9/14 84.9 7x10^2
9/13 194.0 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 9/12 13:50 高速太陽風は続いていますが、磁気圏は比較的穏やかです。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2017/ 9/13 13:07 CMEによる太陽風の乱れが到来し、速度は650km/秒に高まりました。
2017/ 9/14 13:28 太陽風は低速になっています。ノルウェーのオーロラをどうぞ。
2017/ 9/15 12:59 高速太陽風が到来し、磁気圏の活動を強めています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2017/ 9/16 14:32 700km/秒近い高速の太陽風が続いています。磁気圏の活動も活発です。
最新のニュース

2017/ 9/17 09:36 更新
700km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏も活動的です。

担当 篠原

太陽風は、700km/秒とかなり高い速度を保っています。
磁場強度は6nTから4nTへ下がり始めていて、
高速風は後半に入ろうとしている様です。

磁場の南北成分は、南北に頻繁に変化しています。
速度が高いこともあり、磁気圏は活動的な状態が続いています。
AE指数は、グラフの前半は1000nT近い大きな変化が見られ、
後半はやや小さくなっていますが、
600nTの中規模の変化が続いています。

グラフの後半にあたる、世界時16日18時頃の
南極・昭和基地のオーロラの様子を、
全天カメラの動画で紹介します。
美しいオーロラの輝きが、空を飾っています。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールは北極近くの緯度の高い部分が残っていますが、
緯度の低い側は西に通り過ぎています。
太陽風への影響は次第に弱まっていくでしょう。


太陽は、穏やかな状態が続いています。
X線グラフは特に変化はなく、
黒点も、2680群がぽつんと見えているだけです。


15日から、放射線帯の高エネルギー電子が増加しています。
GOES13、15の両衛星で、10,000を超えた状態です。




南極の昭和基地で、世界時16日18時頃に撮影されたオーロラの様子。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。