宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:31)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 4 --- ---
10/ 3 --- ---
10/ 2 --- ---

黒点 10/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
2682 1 α ---
2683 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:25 384 -0.1
-2 h 383 -2.0
-4 h 392 -1.4
-6 h 393 -1.2
-8 h 397 -1.2
-10 h 397 -1.0
-12 h 403 -0.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -11 -/ -
-2 h -8 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -7 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 7x10^3
10/ 4 0.3 2x10^4
10/ 3 0.4 6x10^4
10/ 2 0.3 5x10^4
10/ 1 0.3 1x10^5
9/30 0.4 7x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 7日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 9/29 12:31 太陽風の速度は700km/秒に達し、オーロラの活動も強まりました。
2017/ 9/30 10:17 太陽風の速度は550km/秒に下がり、高速風は終わりに近付いている様です。
2017/10/ 1 10:02 太陽風の速度は500km/秒を割り、高速風は終わりに近付いています。
2017/10/ 2 13:11 太陽風は500km/秒近い速度を保っています。磁気圏も比較的活動的です。
2017/10/ 3 11:25 太陽風は平均的な状態に戻りました。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2017/10/ 4 14:31 更新
太陽風、磁気圏は穏やかです。9月の黒点相対数は、43.6 でした。

担当 篠原

6月以来の報告になってしまいましたが、
WDC-SILSOによる9月の黒点相対数は、43.6 でした。
9月初めの2673群、2674群の発達や、
黒点群が5個前後見え続けていたためでしょう。

その一方、グラフ全体の推移で見ると、
40台という数字は、1年前の2016年の水準に上がった程度で、
特別に大きな変化ではないことも分かります。

無黒点の日数は、7月に11日を記録した後、
8月、9月はどちらも0日でした。
現在も黒点群は2つ見えていますが、
今後、どのように推移するでしょうか。



太陽風は、速度が380km/秒とやや低速に向かっています。
磁場強度も、4nTと少し弱くなっています。

磁場の南北成分は、南寄りですが、小さく変化する程度で、
磁気圏は概ね静穏です。

SDO衛星AIA193では、
南半球のコロナホールが西半球に進んでいます。
明日くらいから影響が始まるかもしれません。


太陽は、X線グラフの変化はなく、
穏やかな状態が続いています。



太陽黒点相対数の長期変化。9月の黒点相対数は 43.6 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の月毎の無黒点日の日数。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。