宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:31)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/23 --- ---
12/22 --- ---
12/21 --- ---

黒点 12/22 (NOAA)
磁場 フレア
2692 8 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:25 333 -0.2
-2 h 310 -0.4
-4 h 315 -0.9
-6 h 316 +1.4
-8 h 317 +0.5
-10 h 327 +0.6
-12 h 335 -0.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
08:30 14 -/ -
-2 h 16 -/ -
-4 h 12 -/ -
-6 h 7 -/ -
-8 h 10 -/ -
-10 h 9 -/ -
-12 h 9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
12/23 0.4 3x10^3
12/22 0.5 3x10^3
12/21 0.5 4x10^3
12/20 0.4 3x10^3
12/19 0.6 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/12/18 11:51 650km/秒に達する高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も強まっています。
2017/12/19 11:56 高速の太陽風が続き、現在の速度は570km/秒です。磁気圏は穏やかになっています。
2017/12/20 14:11 太陽風の速度は460km/秒に下がり、高まりは終わりかけています。
2017/12/21 13:37 太陽の黒点に2692群と番号がつきました。太陽風は平均的な速度に戻っています。
2017/12/22 14:34 2692黒点群は、少し大きくなっています。太陽風は低速です。
最新のニュース

2017/12/23 09:31 更新
太陽風の速度は320km/秒へ下がり、磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、320km/秒へ下がり、
更に低速の風になっています。
磁場強度は、3nTから5nTへ少し上がり、
平均的な値に戻っています。

27日周期の図を参照すると、
前周期の太陽風は、11月26日に最も速度が下がっています。
今回も同様の推移になっている様です。
また、前周期の11月26日には、
太陽風磁場の大まかな方向の切り替わりが発生しています
(セクターのグラフが、 A から T へ変化している)。
これで何かが起きるという様な現象ではありませんが、
今回も切り替わりが到来するか、
今後の太陽風の変化に注目してください。

また、SDO衛星AIA193では、
赤道域から南極へ伸びるコロナホールが、
太陽の中央付近に縦に長く見えています。
この領域から流れ出している速度の高い太陽風が、
地球の方向にも向かっていると考えられます。
明日くらいから影響が始まるかもしれません。
磁場強度が10nT近くへ強まり始めると、
いよいよ到来と考えられます。

現在の磁気圏は静穏で、
AE指数のグラフは目立った変化はありません。


太陽に現れている2692黒点群は、
昨日と同じ程度の規模で今日も見えています。

X線グラフの変化はなくなっていて、
活動は高まっていません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。