宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:10)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/10 --- ---
1/ 9 --- ---
1/ 8 --- ---

黒点  1/10 (NOAA)
磁場 フレア
2694 3 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 469 +0.7
-2 h 481 -1.9
-4 h 484 +3.1
-6 h 491 +1.7
-8 h 498 -0.0
-10 h 515 -0.7
-12 h 510 -1.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -12 -/ -
-2 h -3 -/ -
-4 h 4 -/ -
-6 h 7 -/ -
-8 h 2 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^0
1/10 0.4 1x10^1
1/ 9 0.4 1x10^1
1/ 8 0.4 4x10^1
1/ 7 0.5 4x10^1
1/ 6 0.5 5x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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太陽風 7日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 1/ 5 12:03 太陽風は平均的な速度が続き、磁気圏も穏やかです。
2018/ 1/ 6 13:29 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。
2018/ 1/ 7 11:31 太陽風の速度は290km/秒まで下がっています。今後、高まる可能性があります。
2018/ 1/ 8 14:25 太陽風は低速の風が続いています。太陽は無黒点になった様です。
2018/ 1/ 9 12:27 高速の太陽風が到来し、540km/秒に高まっています。太陽に黒点が出現しています。
最新のニュース

2018/ 1/10 13:10 更新
太陽風の速度は下がり始め、高速風は終わりかけています。

担当 篠原

昨日から今日にかけて、太陽の北東の端(左上)で、
プロミネンスのきれいな変化が見られました。
SDO衛星AIA304による動画を掲載します。
ちょうど1日分の変化です。
地球への影響はありません。

太陽では、2694黒点群に加えて、
西側の赤道付近に新しい黒点が現れています。
X線グラフに変化はなく、どちらも活動は穏やかです。


太陽風は、ゆっくりと速度が下がり、
現在は470km/秒と、高速風は終わりかけています。
磁場強度は、5nTと平均的な状態です。

AE指数のグラフは、
前半は500nT近い小規模の変化が数回発生していますが、
後半は変化がなくなり、磁気圏は穏やかになっています。
太陽風の高まりも終わると、
磁気圏はこのまま静かな状態が続きそうです。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
北半球のコロナホールが太陽の中心部に見えています。
今、ここから噴き出している速度の高い太陽風は、
3日ほどかけて地球にやって来ます。




太陽の北東の端で発生したプロミネンスの活動。SDO衛星AIA304。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。