宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:16)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 5 --- ---
3/ 4 --- ---
3/ 3 --- ---

黒点  3/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 373 +4.2
-2 h 370 +2.5
-4 h 361 +1.2
-6 h 352 +2.3
-8 h 349 -2.8
-10 h 368 -2.9
-12 h 369 -0.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 6 -/ -
-2 h 9 -/ -
-4 h 7 -/ -
-6 h 4 -/ -
-8 h 1 -/ -
-10 h 8 -/ -
-12 h 6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
3/ 5 0.4 9x10^1
3/ 4 0.4 1x10^3
3/ 3 0.4 7x10^2
3/ 2 0.4 9x10^2
3/ 1 0.5 8x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 2/28 13:13 太陽風の速度は500km/秒台に高まりました。2700黒点群は小さくなっています。
2018/ 3/ 1 13:18 太陽風は平均的な速度に戻っています。
2018/ 3/ 2 14:11 2700黒点群でB6.8の小さいフレアが起きました。
2018/ 3/ 3 14:10 C1.9の小規模フレアが発生しました。太陽風は更に低速になっています。
2018/ 3/ 4 15:13 太陽風がやや高速になっています。太陽は無黒点になっています。
最新のニュース

2018/ 3/ 5 13:16 更新
太陽風は低速です。2月の黒点相対数は 10.6 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、2月の太陽黒点相対数が発表されました。
月平均値は 10.6 とのことで、4か月ぶりに2桁に上がっています。

と言っても、1枚目のグラフを見ると、
最後のところの点が数個固まっている中にあり、
太陽活動が下がり続けている傾向の中での変化です。

また、黒点数が0となる無黒点の日は、12日でした。
こちらは、昨年10月以降、5か月連続で10日台が続いています。
前の極小期は、2007年頃に一気に20日台まで増えたのですが、
今回はどうなるでしょうか。



昨日、450km/秒にやや高まった太陽風の速度は、
夕方には下がり始めて400km/秒を割り、
その後、370km/秒とやや低速の風になっています。
速度の高まりは、短期間の変化になっています。

磁場強度は、一旦、2nTまで下がりましたが、
その後上昇して、現在は7nTと少し強まっています。

磁気圏も基本的には穏やかで、
AE指数は300nTの小規模の変化が見られる程度です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
中央部に淡いコロナホールが南北に伸びています。
2〜3日後くらいに、
この領域の弱い影響が到来するかもしれません。


太陽は無黒点です。
X線グラフも変化はなく、穏やかな状態です。




太陽黒点相対数の長期変化。1月の黒点相対数は 6.7 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の月毎の無黒点日の日数。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。