宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:41)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/29 --- ---
3/28 --- ---
3/27 --- ---

黒点  3/29 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:34 367 +0.4
-2 h 371 +0.2
-4 h 357 +0.3
-6 h 368 +0.7
-8 h 367 +0.7
-10 h 379 -0.5
-12 h 409 +0.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -11 -/ -
-2 h -5 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h -1 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -7 -/ -
-12 h -10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^4
3/29 0.4 4x10^4
3/28 0.4 4x10^4
3/27 0.4 2x10^4
3/26 0.4 5x10^3
3/25 0.6 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
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太陽風 7日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 3/24 11:50 太陽風の速度は500km/秒に高まっています。
2018/ 3/25 14:16 太陽風速度の高まりは続いています。磁気圏も活動的です。
2018/ 3/26 13:58 太陽風は高まった状態が続き、磁気圏も活動的です。
2018/ 3/27 14:11 500km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏も活動的です。
2018/ 3/28 13:51 太陽風の速度は下がり始めています。磁気圏の活動も小さくなっています。
最新のニュース

2018/ 3/29 13:41 更新
太陽の東端から黒点が現れるかもしれません。太陽風は低速になっています。

担当 篠原

太陽のこちら側は無黒点が続いていますが、
向こう側には活動的な領域ができている様で、
GOES衛星のX線グラフで、
昨夜、28日21時(世界時28日12時)頃に、
B1に達する程度の小さい変化が観測されています。

STEREO Ahead衛星の写真を見ると、
太陽の東端の向こう側でフレアが発生した様です。
SDO衛星のAIAカメラの東端(左端)では、
ループ状のプロミネンスの変化が見られます。
この後、太陽の東端から黒点が現れるかもしれません。

(今日掲載しているAIA193の最新画像は、
なぜか180度程度回転した状態です。
右端の赤道近くに見えている明るい領域は、
本当は左端(東端)にあります)


太陽風は、今日の未明に400km/秒台を割り、
その後、360km/秒と低速の風になっています。
磁場強度は、2〜3nTと弱まったままです。

磁気圏の活動は穏やかになり、
AE指数は、ほとんど変化がありません。

昨日のニュースで書いた様に、
この後、コロナホールの影響がやって来るかもしれません。


放射線帯の高エネルギー電子は、
2つのGOES衛星で、2〜4万に高まった状態が続いています。
太陽風がこのまま穏やかに推移すると、
減少はゆっくりと進みます。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。