宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:58)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/18 --- ---
6/17 --- ---
6/16 --- ---

黒点  6/18 (NOAA)
磁場 フレア
2713 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 379 +9.1
-2 h 399 -2.3
-4 h 391 -9.0
-6 h 332 +3.9
-8 h 320 -1.6
-10 h 302 -3.2
-12 h 296 -4.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -46 -/ -
-2 h -6 -/ -
-4 h 18 -/ -
-6 h 19 -/ -
-8 h 18 -/ -
-10 h 13 -/ -
-12 h 13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^2
6/18 0.6 8x10^2
6/17 0.6 5x10^2
6/16 0.5 5x10^2
6/15 0.6 6x10^2
6/14 0.5 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 6/13 12:31 300km/秒と低速の太陽風が続いています。太陽の東端から黒点が現れました。
2018/ 6/14 12:31 太陽風は低速ですが、磁場の変化で磁気圏の弱い活動が発生しています。
2018/ 6/15 12:31 太陽の向こう側でCMEが発生しています。太陽風は低速です。
2018/ 6/16 07:47 300km/秒の低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。
2018/ 6/17 12:43 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2018/ 6/18 12:58 更新
太陽風磁場が大きく強まり、磁気圏の活動を高めています。

担当 篠原

今朝以降、太陽風の磁場が大きく強まり、
南向きの変化に伴って、磁気圏の活動を高めています。

昨夜、17日22時(世界時17日13時)頃から、
太陽風の磁場強度は5nTと平均的な値に高まりました。
それと共に、太陽風磁場の大まかな方向が切り替わる
セクター境界も到来して、
磁場の方向は、「T」から「A」に切り替わっています。

切り替わった後は、目立った変化はなく、
磁場強度は5nTの状態が続き、
速度は300km/秒近くと低速の状態でした。

しかし、今朝になるとどちらも強まり始め、
18日10時(世界時18日1時)には、磁場強度は20nTと大きく高まり、
速度も400km/秒と平均的な状態に戻っています。

コロナホールの影響が始まった可能性がありますが、
磁場の変化はなかなかの大きさになっています。

太陽風磁場の南北成分は、
セクターの切り替わりから南寄りになり、
今朝の磁場の強まりでは、
-15nTに達する大きな南向きの変化も発生しています。
磁気圏の活動も高まって、
AE指数は1000nTと大きい変化を起こしています。

世界時18日1時半頃の南極・昭和基地の全天カメラの動画を掲載します。
天気がやや悪い様で、画面全体がぼんやりしていますが、
オーロラの活発な活動を見ることができます。

コロナホールの東西の広がりから考えると、
変化はあまり長く続かないでしょう。
前周期の高まりは、2日間程度でした。


太陽は、中央に2713黒点群があり、
その右側に新しい黒点が発生しています。
X線グラフは、B1に達する小さい変化は起きていますが、
全体としては穏やかです。




南極・昭和基地の全天カメラで、世界時18日1時半に撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。