宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:37)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 5 --- ---
3/ 4 --- ---
3/ 3 --- ---

黒点  3/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:25 363 +2.8
-2 h 368 +1.0
-4 h 374 +1.5
-6 h 379 +1.3
-8 h 381 -0.7
-10 h 390 -0.2
-12 h 388 -4.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 6 -/ -
-2 h 6 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 - 7x10^1
3/ 5 - 3x10^2
3/ 4 0.6 5x10^2
3/ 3 0.6 8x10^2
3/ 2 0.6 6x10^2
3/ 1 0.7 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 7日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 2/29 13:43 太陽風の速度はやや高速になっています。フィンランドのオーロラをどうぞ。
2020/ 3/ 1 13:04 太陽風は500km/秒の高速風になり、磁気圏もやや活動的です。
2020/ 3/ 2 12:31 太陽風は平均的な速さに下がっています。
2020/ 3/ 3 12:31 太陽風は平均的な状態です。2月の黒点数は 0.4 でした。
2020/ 3/ 4 12:49 太陽風は平均的な速さが続いています。
最新のニュース

2020/ 3/ 5 13:37 更新
太陽風はやや低速になっています。アイスランドのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

高坂雄一さんより、アイスランドで現地2日の深夜に撮影された
オーロラの写真をいただきました。

アイスランドは天候が悪かったそうで、北西のフィヨルド地方へ行き、
3晩目にやっとオーロラに出会えたそうです。
2日の23時以降に出始めて、
午前2時を過ぎてもずっと出ている状態だったとのことです。

月が明るく、フィヨルドが映えたとのことです。
3枚目は連続写真になっています。

この頃の太陽風は平均的な状態で、
AE指数も小さい変化が起きている程度と、
穏やかな状況で撮影されたオーロラです。

1枚目は、左側の中程にカシオペヤ座があり、
中央少し左寄りの上端近くに北極星が見えています。
2枚目は、月のすぐ上にぎょしゃ座の五角形があり、
オーロラが一番光っている辺りにカシオペヤ座が見えています。
星座と対応させながら写真を見ると、
夜空での大きさを想像しやすくなります。

素敵な雰囲気の写真をありがとうございます。



太陽風は、速度が370km/秒へ下がり、やや低速になっています。
磁場強度は、4nTから6nTへ少し上がっていますが、平均的な状態です。

磁場の南北成分は、グラフの中央部で南向きの変化が続いていて、
AE指数も300〜500nTの小規模の変化が発生しています。
その後は、磁場は北寄りになり、磁気圏も静かになっています。

27日周期の図を見ると、前周期の太陽風は速度が高まりましたが、
今回は穏やかなまま推移しています。
一方、SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
南極のコロナホールがやや迫り出していることと、
赤道域に淡いコロナホールが見えています。
これからこの影響がやって来るかもしれません。


太陽は、無黒点で穏やかです。




アイスランドで現地2日深夜に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


アイスランドで現地2日深夜に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


アイスランドで現地2日深夜に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。