宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:53)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/24 --- ---
4/23 --- ---
4/22 --- ---

黒点  4/24 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:45 381 +1.3
-2 h 392 +2.2
-4 h 367 -1.0
-6 h 376 -2.2
-8 h 375 +1.4
-10 h 383 +1.4
-12 h 390 +0.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 3 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h -5 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 3 -/ -
-12 h -3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 5x10^1
4/24 0.7 4x10^2
4/23 0.7 3x10^2
4/22 0.7 1x10^2
4/21 0.8 2x10^2
4/20 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 4/19 12:16 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。
2020/ 4/20 14:27 太陽風の小さい乱れが到来しました。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2020/ 4/21 13:03 太陽風磁場の強まりが到来し、南向きに大きく変化して磁気圏の活動を高めました。
2020/ 4/22 13:43 太陽風がやや高速になり、磁気圏の活動もやや高まっています。
2020/ 4/23 12:11 太陽風は平均的な速さに戻っています。太陽は無黒点が続いています。
最新のニュース

2020/ 4/24 13:53 更新
太陽風はやや低速です。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

ロシア・ムルマンスクの福島留美さんからいただいた、
3月のオーロラ写真を紹介します。

1、2枚目の写真は、太陽風が400km/秒と平均的な状態で、
AE指数の変化も小規模だった頃、
3、4枚目は、太陽風が500km/秒に高まり、
AE指数も500nTを超えて中規模の変化が起きていた頃の撮影です。

1枚目の写真はとても綺麗な光景ですが、
明るく光っているのが何かは分かりませんでした。
2枚目の地平線近くの明るいものは細くなった月、その右上は金星です。
3、4枚目は、同じ夜に違う場所での様です。
地上の景色がいいですね。



現在の太陽風は、速度が380km/秒とやや低速になっています。
磁場強度は5nTと平均的な値です。

磁場の南北成分は、弱い北寄りになっています。
磁気圏は穏やかで、AE指数はほとんど変化のない状態です。

SDO衛星AIA193では、太陽の中心部にコロナホールはなく、
穏やかな太陽風が続きそうです。


SDO衛星AIA193では、東端の赤道近くに明るい点が見えています。
小さい磁場の強まりができていて、
可視光写真を拡大すると、
とても小さい黒点ができている様に見えます。
この後、どの様に変化するでしょうか。

X線グラフにAクラスの小さい変化が起きていますが、
この領域で発生した現象です。

その他に活動的な領域はなく、太陽は穏やかです。




3月17日にロシア・ムルマンスク州で撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、トリフォノワ・L氏


3月28日にロシア・ムルマンスク州で撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、オナツキー・V氏


3月30日にロシア・ムルマンスク州のアパチット市で撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、ジガーノフ・V氏


3月30日にロシア・ムルマンスク州で撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、オスキナ・E氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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