宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:04)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 4 --- ---
5/ 3 --- ---
5/ 2 --- ---

黒点  5/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 301 +2.7
-2 h 318 -0.8
-4 h 307 -1.6
-6 h 310 +0.5
-8 h 312 -1.7
-10 h 300 -1.6
-12 h 290 -0.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 9 -/ -
-2 h 1 -/ -
-4 h 1 -/ -
-6 h 10 -/ -
-8 h 9 -/ -
-10 h 3 -/ -
-12 h 1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
5/ 4 0.7 2x10^2
5/ 3 0.7 2x10^2
5/ 2 0.7 2x10^2
5/ 1 0.8 2x10^2
4/30 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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衛星磁場 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 4/29 12:57 太陽の北西に新しい黒点が現れています。太陽風は低速になっています。
2020/ 4/30 12:23 2760黒点群に再び黒点が現れています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2020/ 5/ 1 12:21 新しく2763黒点群が発生しています。太陽風は低速で、磁気圏も静かです。
2020/ 5/ 2 13:01 太陽は無黒点になりそうです。低速の太陽風が続いています。
2020/ 5/ 3 13:20 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2020/ 5/ 4 13:04 更新
太陽に小さい黒点が2か所発生しています。低速の太陽風が続いています。

担当 篠原

太陽の南半球の東西の2か所に、とても小さい黒点ができています。
磁場の順番は、どちらも左にN極、右にS極と、
新しい第25期の南半球側の並びになっています。
緯度は、東は南緯23度、西は南緯20度程度と、
活動周期の初期の頃によく現れる位置です。

はっきり見えるほどの大きさになるかどうか、
しばらく注目してください。
このところ、黒点が現れる頻度が上がっています。
この傾向は続くでしょうか。

X線グラフは静かです。


太陽風は、300〜320km/秒と低速の風が続いています。
磁場強度は、5nTから一時的に10nTに強まって、
その後、5nTに戻っています。
太陽風磁場の大まかな方向が「T」から「A」に切り替わっているので、
これに関係する変化の様です。

磁気圏は穏やかです。
AE指数は小さい変化が起きている程度です。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールが南極側から縦に細長く伸びています。
横の広がりがないので、影響はあまり見られないでしょう。




太陽の南半球の東西に現れた新しい黒点。SDO衛星による磁場と可視光の写真。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。