宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:31)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/21 --- ---
5/20 --- ---
5/19 --- ---

黒点  5/21 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:23 353 -2.6
-2 h 352 -2.0
-4 h 349 -0.7
-6 h 353 -0.6
-8 h 366 -0.3
-10 h 376 -0.1
-12 h 378 -0.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 6 -/ -
-2 h 4 -/ -
-4 h 2 -/ -
-6 h 3 -/ -
-8 h 3 -/ -
-10 h 2 -/ -
-12 h 5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^1
5/21 0.7 1x10^2
5/20 0.8 1x10^2
5/19 0.8 1x10^2
5/18 0.7 2x10^2
5/17 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 5/16 13:46 太陽風は低速で、磁気圏もとても穏やかです。
2020/ 5/17 12:36 太陽の東端から活動的な領域が2つ現れています。低速の太陽風が続いています。
2020/ 5/18 12:38 太陽は無黒点です。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2020/ 5/19 13:28 太陽風は低速ですが、350km/秒へ少し上がっています。太陽は無黒点です。
2020/ 5/20 12:09 太陽風はやや低速で、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2020/ 5/21 12:31 更新
太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、
昨日のニュースの後に410km/秒へまた少し上がり、
その後はゆっくりと低下が続いて、
現在は350km/秒と低速の風に変わっています。
磁場強度は、3〜5nTで推移しています。

磁場の南北成分は、グラフの中盤までは0nT付近ですが、
終わり頃から弱い南寄りになっています。
AE指数はずっと静かな状態ですが、
この後、小規模の変化が見られる様になるかもしれません。

SDO衛星AIA193は、北極と南極にコロナホールがあるだけで、
その他は全体的にぼんやりと光っています。
太陽風は穏やかな状態が続きそうです。

27日周期の図では、
前周期の4月22日に、一瞬だけ速度が500km/秒に達しています。
これ以降、太陽風の速度は一周期(27日間)に渡って
500km/秒に達する変化は到来していません。
(データエラーの高まりが時々含まれていますが)
今回の極小期でも、ここまで落ち着いたのは初めての様です。


太陽は無黒点です。
X線グラフでは、Aクラスの小さい変化が発生しています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。