宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:14)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/ 3 --- ---
6/ 2 --- ---
6/ 1 --- ---

黒点  6/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 345 -1.2
-2 h 343 -2.8
-4 h 349 -0.5
-6 h 352 +3.7
-8 h 351 +3.1
-10 h 352 -0.4
-12 h 353 +0.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -3 -/ -
-2 h 2 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^1
6/ 3 0.7 2x10^2
6/ 2 0.7 2x10^2
6/ 1 0.7 2x10^2
5/31 0.7 1x10^2
5/30 0.8 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 5/29 14:02 太陽の北東端から活動的な領域が近づいています。太陽風は低速で安定しています。
2020/ 5/30 10:25 太陽の北東端でM1.1の中規模フレアが発生しました。Mフレアは2年7か月ぶりです。
2020/ 5/31 10:57 太陽の北東に小さい黒点が見えています。活動は静かになっています。
2020/ 6/ 1 11:58 太陽風は平均的な速度が続いています。太陽は穏やかです。
2020/ 6/ 2 12:14 太陽の南東端の向こう側でフレアが発生しています。太陽風の磁場が少し強まっています。
最新のニュース

2020/ 6/ 3 13:14 更新
太陽の東端から黒点が現れました。太陽風は低速です。

担当 篠原

太陽の東端から黒点が現れました。
SDO衛星による磁場と可視光の写真を掲載します。
まだ端いっぱいの所にあるので、
可視光写真は、見やすいように明るく加工しています。
磁場の様子ははっきり分かりませんが、
位置は南緯23度程度と、高めの出現です。

この領域では、昨日の午後、2日15時(世界時2日6時)頃にも、
Bクラスの活動が発生しています。
昨日から今日にかけてのこの領域の様子を、
SDO衛星AIA193の動画で紹介します。

太陽の端の向こうで活動が続いています。
こちら側に回ってきて、今後どの様な変化を見せるでしょうか。


太陽風は、昨夜くらいで磁場強度は5nTに下がり、
平均的な状態に戻っています。
現在は4nTで安定しています。
速度は350km/秒と低速の状態が続いています。

磁場の南北成分は、南寄りの変化も昨夜で終わり、
以降は、0nT付近で推移しています。
磁気圏も穏やかになって、
AE指数は変化が小さくなっています。




太陽の東端に現れた黒点。SDO衛星の磁場と可視光写真。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


黒点の領域の活動の様子。SDO衛星AIA193。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。