宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:25)
今日、C7.2の小規模フレアが発生しました。
また、M1.7の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/14 12:48 C5.2
12:30 C7.2
11:54 C4.4
09:56 C3.3
07:30 C4.1
06:58 C3.5
02:24 C4.9
9/13 23:52 C8.2
22:47 C7.0
21:32 C7.0
20:26 C4.0
17:55 C3.7
14:54 C4.0
14:26 C2.1
13:16 C2.9
12:48 C4.4
08:39 M1.7
05:43 C3.1
04:52 C3.6
03:53 C5.2
9/12 21:55 C7.4
21:11 C6.3
19:05 C3.5
18:18 C3.7
15:24 C4.6
14:11 C2.9
12:13 C3.2
09:22 C2.8
07:11 C6.1
03:07 C4.7
01:41 C4.8
00:49 C3.6

黒点  9/14 (NOAA)
磁場 フレア
3092 1 α ---
3096 2 α ---
3097 1 α ---
3098 18 βγ M2
3100 7 β ---
3102 4 β C7

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 295 +0.1
-2 h 303 +0.3
-4 h 310 -1.8
-6 h 305 -1.9
-8 h 305 -1.5
-10 h 314 -0.8
-12 h 311 +1.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 1 -/ -
-2 h -4 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h -1 -/ -
-8 h 2 -/ -
-10 h 3 -/ -
-12 h -2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 2.7 5x10^3
9/14 2.5 7x10^3
9/13 6.7 9x10^3
9/12 6.8 3x10^4
9/11 1.3 3x10^4
9/10 1.3 3x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 9/ 9 13:23 高速の太陽風が続いていますが、速度は次第に下がっています。
2022/ 9/10 09:51 太陽風は平均的な速度に下がっています。磁気圏も穏やかになっています。
2022/ 9/11 08:47 太陽風は平均的な状態です。磁気圏の活動はやや活発です。
2022/ 9/12 09:58 Cクラスのフレアが頻繁に発生しています。太陽風は平均的な状態です。
2022/ 9/13 13:17 太陽風は低速になっています。M1.7の中規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2022/ 9/14 13:25 更新
小規模フレアが続いています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

太陽の北西側(右上)でフレアの発生が続いています。
SDO衛星AIA131による動画を掲載します。

動画の左側の3098黒点群は、
14日0時(世界時13日15時)のC9.2を最大に、
C7.2、C4.4、C4.1などの小規模フレアを起こしています。
動画では西の端に隠れていく3101黒点群でも、
C7.0、C6.7、C3.7などの小規模フレアが発生しています。

また、太陽の南東(左下)の9102黒点群でも、
C4.0、C2.4の小規模フレアが発生しています。

GOES衛星のX線グラフは、全体が高まった状態で、
Cクラスの変化が次々と発生しています。


太陽風は、一部にデータの乱れがありますが、
速度は350km/秒から300km/秒へ下がり、
より低速の風になっています。

太陽風の磁場強度は、4nTで推移していましたが、
グラフの最後で3nTへ一段下がっています。
ここで、太陽風磁場の大まかな方向(太陽風の2番目のグラフ)が、
「A」から「T」へ切り替わっています。

27日周期の図を見ると、
前周期も8月16日にこの切り替わりが発生しています。
1日半ほど遅れて変化が帰ってきた様です。

磁気圏は穏やかです。
AE指数はほとんど変化がなくなっています。

SDO衛星AIA193では、
北半球にコロナホールが見えています。
明後日くらいから、
この領域の影響で太陽風の速度が高まるかもしれません。
コロナホールの広がりが小さいので、
影響はあまり強まらないかもしれません。



3098群と3101群の活動の様子。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。