宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:11)
今日、C5.4の小規模フレアが発生しました。
また、M1.9の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/29 03:53 C5.0
03:36 C5.4
6/28 17:30 M1.9
11:15 C3.3
07:13 C4.4
01:33 C5.6
6/27 23:52 M1.2
15:54 C5.3
15:01 C2.9
10:09 C2.9
08:00 C3.6
04:48 C3.4
01:11 M1.6

黒点  6/29 (NOAA)
磁場 フレア
3339 1 α ---
3340 14 βγ M2
3341 1 α C6
3345 1 α ---
3348 3 β C5
3351 2 β C2
3354 38 βγδ C5
3355 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:04 460 -3.0
-2 h 467 -2.3
-4 h 440 -0.4
-6 h 445 -0.5
-8 h 442 -1.0
-10 h 442 +1.3
-12 h 440 +2.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -2 -/ -
-2 h 6 -/ -
-4 h 6 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h -1 -/ -
-10 h 1 -/ -
-12 h 2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^3
6/29 0.3 8x10^3
6/28 0.3 6x10^3
6/27 0.4 2x10^3
6/26 0.3 1x10^3
6/25 0.4 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 6/24 09:29 太陽風は平均的な速度ですが、磁場が少し強まっています。
2023/ 6/25 13:31 太陽風は高速になっています。磁気圏活動が一時的に強まりました。
2023/ 6/26 13:53 高速の太陽風が続いています。Cクラスのフレアが続いています。
2023/ 6/27 13:47 高速の太陽風が続いています。磁場が南寄りで、磁気圏もやや活動的です。
2023/ 6/28 17:04 3354黒点群が大きくなっています。高速太陽風は終わっています。
最新のニュース

2023/ 6/29 12:11 更新
太陽風は平均的な状態です。3354黒点群は大きい姿を保っています。

担当 篠原

太陽風は、速度は450km/秒、磁場強度は5nTと、
平均的な状態で安定しています。

磁気圏は次第に穏やかになっていて、
AE指数は、300nTの小規模の変化が発生する程度になっています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は、
中心部の南側に小さいコロナホールが見えるくらいです。
太陽風は穏やかな状態が続きそうです。


太陽は、中心部北側の3354黒点群が大きい姿を保っています。
SDO衛星の可視光写真による動画を掲載します。
形の変化はありますが、大きさは特に変化はない様です。

3354群のフレアは、
今日未明、29日3時半(世界時28日18時半)に発生した
C5.4の小規模フレア程度で、
小さい活動は頻繁に起きていますが、
規模は大きくなっていません。

北西の端(右上)に近くなった3340群で、
28日17時半(世界時28日8時半)に
M1.9の中規模フレアが発生しています。
3340群は、3日連続のMクラスフレアです。




3354黒点群のこの1日の変化。
(c) SDO衛星HMII (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。