宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:41)
今日、C5.7の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/22 08:26 C5.7
8/21 21:20 C3.1
16:26 C4.3
04:24 C3.0
03:22 C2.0
8/20 21:25 C3.3
15:11 C3.7

黒点  8/22 (NOAA)
磁場 フレア
3403 3 β C3
3404 2 β ---
3405 1 α ---
3407 8 β ---
3411 1 α ---
3412 1 α ---
3413 1 α C5
3414 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:36 517 -2.2
-2 h 528 -2.0
-4 h 529 +0.8
-6 h 532 +1.0
-8 h 553 +1.5
-10 h 563 +0.3
-12 h 579 +0.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -15 -/ -
-2 h -2 -/ -
-4 h -5 -/ -
-6 h 2 -/ -
-8 h 2 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
8/22 0.3 5x10^2
8/21 0.3 2x10^2
8/20 0.3 4x10^2
8/19 0.3 2x10^2
8/18 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 8/17 09:21 太陽風は低速です。磁場が南寄りになって磁気圏が活動的になりました。
2023/ 8/18 10:38 太陽風は低速の状態が続いています。磁気圏は概ね静穏です。
2023/ 8/19 14:19 太陽風の速度が少し高まっています。太陽は穏やかです。
2023/ 8/20 11:07 太陽風は高速になっています。太陽は穏やかです。
2023/ 8/21 13:11 太陽風の速度は600km/秒台に高まっています。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2023/ 8/22 13:41 更新
高速の太陽風が続いていますが、速度は下がり始めています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨夜遅くまでは600km/秒台が続きましたが、
その後ゆっくりと低下して、現在は510km/秒まで下がっています。
高速の状態は続いていますが、
速度の高まりは終わりが近いのかもしれません。

太陽風の磁場強度も、
小幅ですが6nTから3nTへ下がり、やや弱い状態です。

磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化しています。
磁気圏は比較的穏やかな状態で、
AE指数は時々小規模の変化が起きている程度でした。

太陽風のグラフの後半から、
磁場が南向きに変化する様になっています。
この傾向が続くと、磁気圏の活動も少し強まりそうです。


太陽は、南東の端(左下)の少し向こう側でフレアが続いていて、
C4.3、C3.2、C5.7などの小規模フレアが発生しています。

可視光写真では、拡大すると黒点が見え始めています。
この後、どの様な領域が現れるでしょうか。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。