宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:26)
今日、M1.2の中規模フレアが発生しました。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 1 11:50 M1.2
8/31 14:03 C2.4
08:13 C3.0
01:30 C2.8
8/30 08:19 C3.9

黒点  9/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
3413 12 β C3
3415 5 β C3
3416 1 α ---
3417 8 β C4
3418 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:14 397 -5.5
-2 h 444 -1.7
-4 h 420 -0.9
-6 h 421 +1.8
-8 h 402 +1.0
-10 h 403 +0.3
-12 h 315 +5.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -43 -/ -
-2 h -32 -/ -
-4 h 1 -/ -
-6 h 10 -/ -
-8 h 13 -/ -
-10 h 16 -/ -
-12 h 13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 2x10^1
9/ 1 1.2 1x10^2
8/31 0.3 2x10^2
8/30 0.3 2x10^2
8/29 0.2 8x10^2
8/28 0.3 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 8/27 14:51 太陽風はやや低速です。太陽の東端でM1.1の中規模フレアが発生しました。
2023/ 8/28 12:37 太陽風は低速になっています。太陽は穏やかです。
2023/ 8/29 12:53 太陽風は低速の状態で、磁気圏は穏やかです。
2023/ 8/30 13:10 低速の太陽風が続いています。太陽は穏やかです。
2023/ 8/31 13:28 太陽風は低速の状態が続いています。フィラメント噴出が発生しました。
最新のニュース

2023/ 9/ 1 13:26 更新
太陽風は平均的な速度に戻っています。M1.2の中規模フレアが発生しました。

担当 篠原

NOAA/SWPCの太陽風予報によると、
昨日紹介したCME(コロナ質量放出)による太陽風の乱れは、
明後日、3日16時(世界時3日7時)頃に
地球に到来する可能性があるとのことです。

速度の高まりの予報は、
450km/秒程度と平均的なレベルです。
太陽風磁場の強まりや南向きの変化に注目して下さい。

太陽では、1日11時半(世界時2時半)に、
西側(右側)の3413黒点群で、
M1.2の中規模フレアが発生しています。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。

まだ変化の途中ですが、CMEも発生している様です。
その場合、地球に対して横向きの噴出になるので、
到来しても影響は限定的でしょう。


太陽風は、今日未明、1日2時(世界時8月31日17時)に、
速度が320k/秒から400km/秒へ、
磁場強度が8nTから12nTへ、
小幅ですがそれぞれ上昇しています。

太陽風磁場の大まかな方向を示す2番目のグラフを見ると、
この頃に、「T」から「A」に切り替わっています。
この切り替わりに関係する変化かもしれません。

現在の速度は400km/秒、磁場強度は9nTです。
磁場の南北成分が、南向きの -5nT程度になっていて、
磁気圏の活動が少し強まるかもしれません。

ここまでのAE指数は、
小規模の変化が見られる程度です。




昨日のCMEによる太陽風の乱れは、3日16時(世界時3日7時)頃に到来する可能性があります。
(c) NOAA/SWPC


3413黒点群で発生したM1.2の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。