宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:21)
今日、C7.5の小規模フレアが発生しました。
また、M1.3の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/30 13:01 C7.2
09:41 C4.2
07:18 C3.9
05:00 C5.0
03:14 C7.5
02:16 C2.3
00:41 C1.2
9/29 13:16 C1.7
02:02 C2.6
9/28 22:59 C3.0
21:25 C2.4
18:03 M1.3
14:24 C3.4
12:50 C3.0
09:13 C5.3
03:29 C3.5

黒点  9/30 (NOAA)
磁場 フレア
3435 1 α ---
3440 1 α ---
3445 3 β C3
3447 3 β ---
3448 1 α ---
3449 10 β C5
3450 13 βγ M1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:14 445 -3.6
-2 h 439 +0.7
-4 h 447 +0.8
-6 h 446 -0.6
-8 h 453 +0.0
-10 h 467 +4.5
-12 h 460 +4.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -5 -/ -
-2 h -2 -/ -
-4 h -2 -/ -
-6 h -11 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
9/30 0.3 3x10^3
9/29 0.4 3x10^3
9/28 0.3 4x10^3
9/27 0.3 3x10^3
9/26 0.3 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 9/25 08:10 太陽風の乱れが到来しました。磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が強まっています。
2023/ 9/26 08:17 太陽風の乱れは終わりに近づいています。磁気圏は穏やかになっています。
2023/ 9/27 07:59 太陽風磁場は弱まりましたが、速度が高まっています。
2023/ 9/28 12:47 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は少し活動的です。
2023/ 9/29 12:57 太陽風は平均的な速度で、磁場が少し強まっています。
最新のニュース

2023/ 9/30 13:21 更新
太陽風は平均的な状態です。現在の磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、450km/秒と平均的な状態で安定しています。
磁場強度は、8nTから6nTへ少し下がり、
こちらも平均的な状態になっています。

磁場の南北成分は、
昨日のニュースの後も南向きの傾向が続き、
-7nTに達する変化が8時間程続きました。
このため磁気圏の活動はやや強まり、
AE指数は500nTの中規模の変化が連続して発生しています。

その後、磁場は北向きに切り替わり、
磁気圏は穏やかになりました。
現在は0nT付近で南北に細かく変化しています。
磁気圏は穏やかです。


太陽は、北東の端(左上)の向こう側でC7.5、
その隣の黒点群でC5.0などの小規模フレアが発生しています。

この後、北東の端から黒点が現れそうです。
どの様な領域でしょうか。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。