宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:51)
今日、C2.6の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/30 04:00 C2.6
10/29 22:52 C2.0
22:02 C7.8
20:33 C6.6
18:45 C2.5
17:49 C2.4
16:37 C4.3
10/28 00:57 C1.0

黒点 10/30 (NOAA)
磁場 フレア
3472 5 β ---
3473 5 β C2
3474 8 βγ C8
3475 3 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:44 548 +1.5
-2 h 551 +1.2
-4 h 569 -3.1
-6 h 574 -0.8
-8 h 585 -0.0
-10 h 583 -2.3
-12 h 580 +0.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -31 -/ -
-2 h -33 -/ -
-4 h -23 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -23 -/ -
-10 h -20 -/ -
-12 h -27 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
10/30 0.4 4x10^3
10/29 0.3 7x10^2
10/28 0.3 1x10^3
10/27 0.3 3x10^2
10/26 0.3 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/10/25 12:16 太陽風は低速の状態が続き、磁気圏も穏やかです。太陽も概ね静穏です。
2023/10/26 12:16 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかな状態です。
2023/10/27 13:47 M1.4の中規模フレアが発生しました。磁気圏の活動が強まっています。
2023/10/28 13:08 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。太陽も穏やかな状態です。
2023/10/29 12:57 太陽風が高速になっています。磁気圏の活動も高まっています。
最新のニュース

2023/10/30 13:51 更新
高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的な状態が続いています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日のニュースの後に600km/秒へ高まり、
今日に入った頃から少しずつ低下して、
現在は560km/秒です。
高速の状態は続いています。
磁場強度は、7nTから5nTへ少し下がっていますが、
平均的な状態です。

磁場の南北成分は、
グラフの後半に入る頃までは南寄りの状態が続いています。
磁気圏の活動は強まった状態が続き、
AE指数は、500〜1000nTの中規模の変化が
繰り返し発生しています。

ただし、太陽風のグラフの最後で磁場は北向きに変わっています。
この傾向が続くと、この後の磁気圏は穏やかになるでしょう。
どの様に推移するでしょうか。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールは太陽の西側(右側)にだいぶ進んでいます。
太陽風速度の高まりは、どこまで続くでしょうか。


太陽は、昨日の午後から、
中心部南側(下側)の3474黒点群の活動度が高まり、
C6.6、C7.8などを含めて、
Cクラスの小規模フレアが10回近く発生しています。

X線グラフを見ると今朝以降は変化がなくなっていますが、
この後はどうなるでしょうか。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。