宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:50)
今日、M1.0の中規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/15 08:01 M1.0
04:43 C3.9
02:56 C5.8
02:24 C2.5
00:23 C2.7
11/14 23:38 C2.5
13:18 C2.1
10:54 C2.8
05:27 C2.8
01:19 C2.1
11/13 22:21 C2.6
17:07 C1.8
10:41 C2.2
09:18 C1.9

黒点 11/15 (NOAA)
磁場 フレア
3483 4 βγ C6
3484 3 β C3
3485 3 β M1
3486 9 β C1
3487 6 β ---
3488 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:44 372 -2.8
-2 h 363 -2.7
-4 h 378 -0.7
-6 h 365 -1.2
-8 h 374 +0.3
-10 h 361 -4.6
-12 h 374 -0.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -6 -/ -
-2 h -3 -/ -
-4 h 1 -/ -
-6 h 1 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -4 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^1
11/15 0.3 2x10^2
11/14 0.3 2x10^2
11/13 0.3 3x10^3
11/12 0.4 7x10^3
11/11 0.8 8x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/11/10 14:34 太陽でハロー型のCMEが発生しました。10月の黒点相対数は 99.4 でした。
2023/11/11 13:01 高速の太陽風が続いています。CMEによる太陽風の乱れが近づいています。
2023/11/12 09:58 太陽風は平均的な速度に戻っています。乱れはまだ到来していません。
2023/11/13 13:00 太陽風の乱れが到来しました。磁気圏の活動は一時的な強まりになっています。
2023/11/14 12:40 太陽風の小さい変化が来ています。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2023/11/15 12:50 更新
M1.0の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速になっています。

担当 篠原

昨日のニュースの後も
太陽の南西の端近く(右下)での活動は続き、
C1〜2の小さい小規模フレアが多く発生しました。

今日に入ったころからフレアの規模がやや大きくなり、
北西側(右上)の3483群でC5.8、
南西側の3484群でC3.9の小規模フレアが起きた後、
今朝、15日8時(世界時14日23時)に、
南西の3485群でM1.0の中規模フレアが発生しました。

これらの領域は、この後、太陽の向こう側に進みます。
太陽は穏やかになりそうです。


太陽風は、速度が430km/秒から360km/秒に下がり、
低速になっています。
10nTを超えるくらいに強まっていた磁場強度は、
グラフの最後で5nTに下がり、平均的な状態に戻っています。

磁場の南北成分は、
グラフの中盤で南向きにしばらく振れた後、
後半は0nT付近か弱い南寄りです。
AE指数は、グラフの途中で小規模の変化が発生して、
その後は変化が小さくなっています。

現在の太陽風の様子から、
この後の磁気圏は、穏やかになりそうです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。