宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:31)
今日、M1.5の中規模フレアが発生しました。
また、M1.9の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/12 11:54 M1.0
07:47 C4.6
05:10 C7.8
03:59 M1.2
02:47 M1.5
01:23 C8.3
01:00 C3.6
1/11 21:44 M1.3
20:59 C9.4
20:27 C4.2
19:33 C3.9
17:55 C6.4
17:00 C4.1
15:15 C7.8
12:39 C4.6
12:24 C4.5
10:07 C5.2
08:22 M1.9
06:54 C6.0
05:30 C5.6
03:58 C6.5
00:11 C4.0
1/10 23:06 C4.5
21:41 M1.4
18:45 C5.2
15:52 C6.6
14:36 C7.0
13:30 C7.0
12:07 C9.6
11:41 C3.2
11:07 C3.3
04:17 C3.9
02:06 C2.7

黒点  1/12 (NOAA)
磁場 フレア
3536 1 α C7
3539 13 β M2
3540 12 β C4
3541 15 βγ ---
3543 4 β ---
3544 1 α ---
3545 1 α ---
3546 11 β C5
3547 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 491 +1.5
-2 h 493 +0.2
-4 h 496 +1.3
-6 h 496 +0.2
-8 h 496 -0.6
-10 h 493 -0.1
-12 h 491 +0.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 8 -/ -
-2 h 7 -/ -
-4 h -1 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^1
1/12 0.3 2x10^2
1/11 0.4 2x10^2
1/10 0.6 2x10^2
1/ 9 0.9 2x10^2
1/ 8 1.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 1/ 7 13:22 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。12月の黒点相対数は 114.2 でした。
2024/ 1/ 8 09:21 太陽風は低速で磁気圏は穏やかです。Cクラスの小規模フレアが続いています。
2024/ 1/ 9 12:31 太陽風は低速の状態が続いています。
2024/ 1/10 14:30 太陽風は平均的な状態になっています。磁気圏は概ね静穏です。
2024/ 1/11 12:20 太陽風は平均的な速度が続いています。Mクラスのフレアが発生しています。
最新のニュース

2024/ 1/12 12:31 更新
フレアの発生が続いています。太陽風は平均的な状態です。

担当 篠原

太陽の北西の端(右上)に達した3538黒点群と
その左下の3539黒点群でフレアの発生が続いています。

3538群では、M1.3とM1.2の中規模フレアと、
C3.9、C9.4、C8.3などの小規模フレアが、
3539群では、M1.5の中規模フレアと、
C7.8、C6.4、C3.6などの小規模フレアが発生しています。

SDO衛星AIA131の動画により、
昨夕以降のこれらの領域の活動の様子を紹介します。

3538群は現在は太陽の向こう側に進んでいて、
地球から見えるのは3539群だけになっています。

また、11日14時(世界時11日5時)頃に、
太陽の北東の端(左上)でフィラメント噴出が発生しました。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。

この噴出により、CME(コロナ質量放出)が
太陽の左上に向かって発生しています。
横向きの噴出なので、影響はありません。

とニュースを書いているところで、
12日12時(世界時12日3時)に、
中心部北東側の3547群で、
M1.0の中規模フレアが発生しました。


ACE衛星の観測によると、
太陽風の速度は450km/秒付近で推移しています。
昨日よりも少し上がっていますが、平均的な状態が続いています。
磁場強度は、8nTから4nTへ下がっていて、
こちらも平均的な値になっています。

磁場の南北成分は、小さく南北に変化しています。
南寄りになった頃に磁気圏で小規模の活動が発生していて、
AE指数は200〜500nTの変化が発生しています。
グラフの後半は磁場がやや北寄りになり、
AE指数は変化がなくなっています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
コロナホールの目立つ広がりはなく、
太陽風は穏やかな状態が続きそうです。



昨夕以降の、3538群(右側)と3539群の活動の様子。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


北東の端で発生したフィラメント噴出。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の左上に噴出するCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。