宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:56)
今日、C7.1の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/22 10:28 C6.5
07:32 C3.7
06:30 C2.7
05:10 C5.8
04:30 C6.7
03:26 C7.1
02:27 C3.9
01:58 C2.8
01:14 C2.9
1/21 20:33 C2.5
10:58 C6.3
09:01 C5.3
1/20 23:22 C5.2
17:37 C3.5
11:54 C1.7

黒点  1/22 (NOAA)
磁場 フレア
3545 1 α ---
3549 1 α C2
3553 1 α ---
3555 5 β C4
3556 1 α ---
3559 28 βγ C6
3560 10 β C2
3561 8 β C7
3562 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:44 393 +2.8
-2 h 389 +1.3
-4 h 393 +3.6
-6 h 393 +0.5
-8 h 397 +0.9
-10 h 372 +0.5
-12 h 398 +6.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 6 -/ -
-2 h 12 -/ -
-4 h 14 -/ -
-6 h 19 -/ -
-8 h 19 -/ -
-10 h 16 -/ -
-12 h 4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 3x10^1
1/22 0.4 2x10^2
1/21 0.3 1x10^2
1/20 0.3 1x10^2
1/19 0.3 1x10^2
1/18 0.3 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 1/17 12:53 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2024/ 1/18 11:50 太陽風はより低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2024/ 1/19 14:38 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽は穏やかです。
2024/ 1/20 11:10 太陽風は平均的な速度で安定しています。太陽は穏やかです。
2024/ 1/21 13:15 ハロー型のCMEが発生しています。太陽風の乱れは地球に到来しそうです。
最新のニュース

2024/ 1/22 12:56 更新
CMEによる太陽風の乱れが近付いています。現在の太陽風は平均的な状態です。

担当 篠原

一昨日、20日の夕方に発生した
CME(コロナ質量放出)による太陽風の乱れは、
今日の夕方、22日18時(世界時22日9時)頃に
地球に到来する可能性があると、
NOAA/SWPCの予報で発表されています。

その場合、発生から2日での到来となるので、
太陽風の速度は高まりそうです。
すると、磁場が南向きに強まった場合に、
磁気圏の活動はより激しくなる可能性があります。
この後の宇宙天気の変化に注目して下さい。


昨日紹介した、21日9時(世界時21日0時)頃に
太陽の北東側(左上)で発生したCME(コロナ質量放出)について、
SOHO衛星LASCO C2、C3のその後の動画を掲載します。
ガスは太陽の左寄りに広がっていますが、
地球の方向へも噴き出しているかもしれません。
前の乱れに続く形で分かりにくいかもしれませんが、
注目してください。

太陽では、中心部北東側(左上)にある
3559黒点群が大きくなっています。
SDO衛星による可視光の拡大写真を掲載します。

フレアの発生も続いていて、
今日未明以降、C3.9、C5.8、C5.8、C3.7、C6.6
などの小規模フレアが次々に発生しています。
今後、フレアの規模も大きくなるでしょうか。


太陽風は、390km/秒と平均的な速度が続いている様です。
磁場強度も5〜6nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、グラフの前半は南寄りでしたが、
中盤以降は、0nT付近か北寄りになっています。
AE指数のグラフは、
前半に200〜500nTの小規模の変化が起きていますが、
以降は変化が少なくなり、現在の磁気圏は穏やかです。



太陽風の乱れは、22日18時(世界時22日9時)頃に到来する可能性があります。
(c) NOAA/SWPC


21日朝に発生したCMEのその後の様子。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の中心部北東側の3559黒点群。
(c) SDO衛星HMII (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。