宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:02)
今日、C4.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/21 10:56 C4.3
09:45 C3.0
09:21 C2.4
01:59 C2.7
00:50 C2.8
2/20 07:21 C2.7
2/19 21:42 C5.7
18:34 C6.7
17:29 C3.4
16:36 C2.6

黒点  2/21 (NOAA)
磁場 フレア
3581 1 α ---
3584 1 α C3
3586 1 α ---
3590 7 βγ C7

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:56 278 +5.3
-2 h 276 +3.5
-4 h 276 +3.5
-6 h 280 +0.3
-8 h 287 -1.8
-10 h 281 -2.2
-12 h 277 -1.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 25 -/ -
-2 h 16 -/ -
-4 h 2 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -14 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 2x10^1
2/21 0.7 1x10^2
2/20 0.8 2x10^2
2/19 1.1 1x10^2
2/18 1.8 1x10^2
2/17 4.0 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 2/16 14:02 太陽でCMEの噴出が続いています。太陽風はやや低速です。
2024/ 2/17 12:45 X2.5の大規模フレアが発生しました。
2024/ 2/18 12:48 太陽風は低速の状態です。太陽の向こう側で活動が発生しています。
2024/ 2/19 13:43 太陽風は低速で磁気圏も静穏です。
2024/ 2/20 13:01 太陽風はかなり低速になり、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2024/ 2/21 13:02 更新
太陽風はかなり低速です。3590黒点群が目立っています。

担当 篠原

太陽風の速度は、
昨日のニュースの後、すぐに300km/秒へ戻り、
今日に入った頃からは280km/秒とかなり低速になっています。
磁場強度は、5nTから9nTへゆっくり上がり、
やや強くなっています。

磁場の南北成分は、
グラフの前半は -5nT近い南向きが続きが続きました。
速度は下がっていますが、
磁気圏の活動はある程度強まって、
AE指数は500nTと中規模の変化がしばらく続いています。

その後、磁場は北向きに切り替わっています。
このため、現在の磁気圏は穏やかで、
AE指数は変化がなくなっています。

SDO衛星AIA193では、
中心部の南東側(左下)に小ぶりのコロナホールが見えています。
5日後くらいに弱い影響がやって来るかもしれません。


太陽は、北東(左上)の3590黒点群の大きさが目立っています。
SDO衛星による拡大写真を掲載します。

活動としては落ち着いた状態で、
昨日のニュース以降は、
C2の小さい小規模フレアを起こした程度です。



3590黒点群の拡大写真。
(c) SDO衛星HMII (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。