宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 4/25 12:58 更新 高速の太陽風が続いています。現在の磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、500km/秒と高速の風が続いています。 磁場強度は、8nTから6nTへ少し下がり、 こちらは平均的な状態です。 グラフの前半、24日15時(世界時24日6時)に、 速度が600km/秒、磁場強度が15nTに強まる 急な変化が発生しています。 変化としては規模は小さく、 どちらも短い時間で元の状態に戻っています。 この強まりの後に磁気圏の活動が強まって、 AE指数は500nTくらいの中規模の変化がしばらく続いています。 その後、変化は小さくなり、現在は静穏です。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールは最後の領域(左端)が太陽の中心線に近付いています。 太陽風速度の高まりは、5日後くらいまで続きそうです。 太陽は、目立ったフレアの発生はなく、穏やかです。 24日15時(世界時24日6時)頃に、 太陽の北西の端(右上)でプロミネンス噴出が発生しました。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 この噴出により、CME(コロナ質量放出)が太陽の右上に飛び出しています。 横向きの噴出なので、地球への影響はないでしょう。 ![]() 北西の端で発生したプロミネンス噴出。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() 太陽の右上へ飛び出すCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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