宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 6/29 14:03 更新 太陽風は高速ですが、速度は低下しています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 今朝までは600km/秒付近で推移していましたが、 そこから少し下がって、現在は550km/秒です。 高速の状態は続いていますが、 終わりは近付いているのかもしれません。 磁場強度は4〜5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、0nTを挟んで南北に小さく変化しています。 AE指数はデータエラーがあるようで、 グラフ全体が太くなっていて、詳しい状況が分かりません。 小規模の変化は発生している様ですが、 全体としては比較的穏やかだと思います。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 南半球のコロナホールの先頭(右端)が太陽の中心線に達しています。 3日後くらいからこの領域の影響で太陽風の速度が高まりそうです。 太陽は、北西(右上)の4126黒点群で C4.0の小規模フレアが発生しています。 X線グラフはこれ以外は変化が少なく、太陽は穏やかです。 ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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