宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:01)
今日、C7.0の小規模フレアが発生しました。
また、M2.3の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/13 06:50 C5.5
03:17 C7.0
7/12 23:45 C5.3
23:17 C2.7
21:42 C3.4
20:56 M1.6
17:17 M2.3
15:46 C3.9
12:56 M1.4
12:35 C4.1
11:07 C2.3
08:50 C2.2
03:57 C2.1
02:04 C8.0
00:09 C3.5
7/11 23:12 C5.2
15:07 C1.9
05:24 C2.7
04:31 C8.9
03:00 C3.9
02:07 C4.2

黒点  7/13 (NOAA)
磁場 フレア
4135 1 α ---
4136 8 βδ C7
4137 5 β ---
4138 8 β C8
4139 5 β C2
4140 6 β M2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:56 557 -3.9
-2 h 565 +7.8
-4 h 511 +2.1
-6 h 502 +2.5
-8 h 498 +2.3
-10 h 477 +1.6
-12 h 457 +0.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 29 -/ -
-2 h 17 -/ -
-4 h 4 -/ -
-6 h 3 -/ -
-8 h 1 -/ -
-10 h -2 -/ -
-12 h -3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
7/13 0.3 4x10^2
7/12 0.3 4x10^2
7/11 0.3 5x10^3
7/10 0.3 3x10^3
7/ 9 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 7/ 8 14:36 M2.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は高速の状態が続いています。
2025/ 7/ 9 12:28 高速の太陽風が続いています。太陽は穏やかな状態です。
2025/ 7/10 12:41 太陽風は平均的な速度に戻っています。M1.3の中規模フレアが発生しました。
2025/ 7/11 13:08 太陽風の速度は下がり、低速になっています。Cクラスのフレアが増えています。
2025/ 7/12 08:25 太陽風の速度が少し上がり、平均的な速さになっています。
最新のニュース

2025/ 7/13 10:01 更新
太陽風の速度は550km/秒に高まっています。Mクラスのフレアが3回発生しました。

担当 篠原

昨日紹介した太陽に右下側から接近していた小さい彗星は、
その後、LASCO C2の画像に姿を現しました。
動画を掲載します。
それに続くように、
別の小さい彗星が太陽に近付く様子も見えています。



太陽風の速度は450km/秒から550km/秒に高まり、
高速の状態に変わっています。
コロナホールの影響が強まって来た様です。

太陽風の磁場強度は、
13nT前後の状態から、グラフの最後で10nTに少し下がっています。
強まった状態は続いています。
南北成分は、グラフの中盤以降は0nT付近かやや北寄りの傾向で、
現在の磁気圏は穏やかになっている様です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
コロナホールは南東側(左下)にかけてより大きく広がっています。
高速の太陽風はこの後一層強まる可能性があります。

また、磁場が南寄りになると磁気圏の活動も強まります。
引き続き注目してください。


太陽は、南東の端(左下)の4140黒点群で、
M1.4、M2.3、M1.6と中規模フレアが
発生するようになっています。
この後も活動は続くでしょうか。






太陽の右下から接近する2つの小さい彗星。
(c) SOHO衛星LASCO C2 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。