宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 7/13 10:01 更新 太陽風の速度は550km/秒に高まっています。Mクラスのフレアが3回発生しました。 担当 篠原 昨日紹介した太陽に右下側から接近していた小さい彗星は、 その後、LASCO C2の画像に姿を現しました。 動画を掲載します。 それに続くように、 別の小さい彗星が太陽に近付く様子も見えています。 太陽風の速度は450km/秒から550km/秒に高まり、 高速の状態に変わっています。 コロナホールの影響が強まって来た様です。 太陽風の磁場強度は、 13nT前後の状態から、グラフの最後で10nTに少し下がっています。 強まった状態は続いています。 南北成分は、グラフの中盤以降は0nT付近かやや北寄りの傾向で、 現在の磁気圏は穏やかになっている様です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 コロナホールは南東側(左下)にかけてより大きく広がっています。 高速の太陽風はこの後一層強まる可能性があります。 また、磁場が南寄りになると磁気圏の活動も強まります。 引き続き注目してください。 太陽は、南東の端(左下)の4140黒点群で、 M1.4、M2.3、M1.6と中規模フレアが 発生するようになっています。 この後も活動は続くでしょうか。 ![]() 太陽の右下から接近する2つの小さい彗星。 (c) SOHO衛星LASCO C2 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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