宇宙天気ニュース |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 6/18 12:37 更新 X1.2の大規模フレアが発生しました。太陽風はやや高速です。 担当 篠原 太陽の中心付近の2138黒点群で、 今朝、18日6時半(世界時17日21時半)に、 X1.2の大規模フレアが発生しました。 Xクラスのフレアの発生は、 5月25日のX1.1以来で、およそ3週間ぶりです。 X線グラフは短い時間だけ強まっていて、 目立つ規模のCME(コロナ質量放出)は 発生していない様です。 続く、18日8時半(世界時17日23時半)には、 南東の端(左下)でM1.5の中規模フレアが発生しています。 可視光写真では、黒点が見え始めています。 どの様な活動度の領域でしょうか。 太陽風は、480km/秒とやや高速の状態が続いています。 磁場強度は、8nTから7nTに少し下がっています。 磁気圏では小規模の活動が続いていて、 AE指数は、200〜6500nTくらいの変化が 連続的に発生しています。 SDO衛星AIA193では、 南半球側にコロナホールが大きく広がっています。 太陽風は現在程度の影響で推移するのか、 より強まることがあるのか、 この後も注目して下さい。 ![]() 4114黒点群で発生した、X1.2の大規模フレア。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() 南東の端で発生した、M1.5の中規模フレア。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1~0.8 nm、青・紫 = 0.05~0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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