宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:19)
一昨日、C7.8の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/14 --- ---
2/13 --- ---
2/12 23:37 C4.0
15:52 C1.7
13:35 C1.3
08:26 C2.8
05:39 C2.8
04:08 C5.3
03:46 C7.8
00:55 C2.7

黒点  2/14 (NOAA)
磁場 フレア
1416 11 β ---
1418 5 β ---
1419 2 β C8
1420 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:07 365 -2.9
-2 h 343 +2.7
-4 h 349 +2.0
-6 h 351 +4.2
-8 h 332 -2.9
-10 h 374 -3.9
-12 h 411 -2.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -17 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -20 -/ -
-8 h -22 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 8x10^1
2/14 0.3 3x10^2
2/13 0.4 7x10^2
2/12 0.5 6x10^2
2/11 0.4 8x10^2
2/10 0.4 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 2/ 9 09:32 太陽風の速度はゆっくり下がっています。太陽には小さな黒点が現われています。
2012/ 2/10 09:53 スバールバル島のオーロラ動画をどうぞ。太陽は小さな活動が続いています。
2012/ 2/11 13:36 太陽でCMEが発生しています。太陽風は平均的な速度です。
2012/ 2/12 14:08 太陽の東端でCクラスのフレアが活発に発生しています。太陽風は低速の風になっています。
2012/ 2/13 09:47 太陽風はやや低速です。これからコロナホールの影響が始まる可能性があります。
最新のニュース

2012/ 2/14 12:19 更新
太陽風の弱い乱れにより、オーロラの活動が強まりました。今後CMEの影響が到来するかもしれません。

担当 篠原

太陽風に弱い変動が発生しました。
昨日より磁場強度が10nT程度に強まり、
それとともに磁場の南北成分が -5nT近い南向きになって、
オーロラの活動を強めました。

AE指数のグラフは、図の全体にわたって500nT程度の中規模の変動が続いています。
昨夜はアラスカのライブカメラでもきれいなオーロラが見えていました。


27日周期の図を見ると、
前周期の1月15〜16日に見られた変化が1日ほど遅れて回帰してきた様です。
前周期と違い、今回の太陽風速度の変化は430km/秒に留まっています。
高速風は来なかった様です。

この後は、11日に発生したCMEの影響が到来するかどうかに注目してください。
大きな変化は来ないと思いますが、
磁場が南向きに強まれば、活発なオーロラも期待できます。

また、SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
太陽の南側と東側に細いコロナホールが見えています。
これから1週間程度の太陽風に弱い高まりが見られるかもしれません。


太陽は、東端の1419、1420黒点群が見えてきました。
しかし、フレアの活動は弱まっていて、
X線のグラフは静かになっています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。