宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:43)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/22 --- ---
6/21 --- ---
6/20 --- ---

黒点  6/22 (NOAA)
磁場 フレア
2662 3 α ---
2663 1 α ---
2664 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 341 -4.1
-2 h 340 -3.9
-4 h 337 -4.0
-6 h 337 -4.3
-8 h 340 -4.8
-10 h 330 -4.0
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
6/22 0.4 7x10^3
6/21 0.6 7x10^3
6/20 0.6 7x10^3
6/19 0.6 5x10^3
6/18 0.6 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 6/17 12:55 高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も強まっています。
2017/ 6/18 14:04 太陽風の速度は600km/秒に高まっています。磁気圏も活動的です。
2017/ 6/19 11:48 高速の太陽風は続いていますが、速度は530km/秒に下がっています。
2017/ 6/20 13:59 高速太陽風は終わりかけています。磁気圏も穏やかです。
2017/ 6/21 15:58 太陽風は低速の状態です。磁気圏も静穏です。
最新のニュース

2017/ 6/22 12:43 更新
低速の太陽風が続いています。太陽も穏やかです。

担当 篠原

太陽風は、340km/秒と低速の風が続いています。
DSCOVR衛星のグラフでは、左端にデータエラーの部分があり、
太陽風の速度が500km/秒を超えているようになっていますが、
ACE衛星のデータでは、この前から300km/秒台の低速風に変わっています。

太陽風の磁場強度は、
一時的に7nTに少し上がって、再び5nTに下がっています。
その頃から、南北成分も南向きに偏り、-4nTの状態が続いています。
小規模のCMEなどで、磁場のかたまりが流れてきているのかもしれません。

速度は低速ですが、磁気圏の活動は少し高まっているようで、
AE指数は300〜500nTの小規模の変化が連続的に起きています。

SDO衛星AIA193では、北半球のコロナホールが太陽の中心部を通過して、
西半球に入っています。
明日、明後日くらいから、弱い影響が地球にやって来るかもしれません。


太陽では、2663黒点群が西に沈み、
2662、2664の2つの黒点群が見えています。
X線のグラフにほとんど変化はなく、太陽は静穏です。



世界時6月21日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時6月22日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。