宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (16:58)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/21 --- ---
7/20 --- ---
7/19 08:54 C2.8

黒点  7/21 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
16:55 634 +3.5
-2 h 615 -1.1
-4 h 535 +5.0
-6 h 522 -1.0
-8 h 494 -3.1
-10 h 491 -0.4
-12 h 469 -3.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
16:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
7/21 0.3 2x10^4
7/20 0.6 2x10^4
7/19 0.5 2x10^4
7/18 0.5 4x10^4
7/17 0.5 7x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 7/16 09:11 2665黒点群でCクラスフレアが続いています。
2017/ 7/17 10:09 太陽風の乱れが到来し、磁気圏の活動を強めました。速度は560km/秒に高まっています。
2017/ 7/18 14:19 高速の太陽風が続いています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2017/ 7/19 12:44 太陽風の速度は600km/秒に高まっています。磁気圏は穏やかです。
2017/ 7/20 12:53 太陽風の速度はやや低速に下がっています。カナダのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2017/ 7/21 16:58 更新
高速の太陽風が到来し、速度は630km/秒に高まっています。

担当 篠原

高速の太陽風が始まりました。

昨日の夕方から、太陽風の磁場が強まり始め、
深夜には10nTに達しました。
続いて、21日3時(世界時20日18時)頃から速度も上昇を始め、
今朝、21日9時(世界時21日0時)には500km/秒に達し、
昼過ぎにもう一段高まって、現在は630km/秒に達しています。

SDO衛星AIA193の太陽写真の北半球側に見えていた、
広いコロナホールの影響がやって来たようです。
今日の太陽写真では、
コロナホールの左端が太陽の中央線を越えたくらいになっています。
高速の太陽風は、更に4〜5日程度続く可能性があります。

磁気圏の活動も高まっていて、
AE指数は500〜1000nTの中規模の変化が続いています。
極域ではオーロラの活動が強まっているようです。


太陽は、無黒点の状態が続いています。
X線のグラフも変化はなく、太陽は穏やかです。



世界時7月20日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時7月21日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。