宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:04)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/22 --- ---
7/21 --- ---
7/20 --- ---

黒点  7/22 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:53 567 -0.7
-2 h 593 -0.0
-4 h 613 +4.5
-6 h 620 -0.1
-8 h 648 +1.6
-10 h 739 +3.6
-12 h 714 +2.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^2
7/22 0.4 2x10^3
7/21 0.4 2x10^4
7/20 0.6 2x10^4
7/19 0.5 2x10^4
7/18 0.5 4x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 7/17 10:09 太陽風の乱れが到来し、磁気圏の活動を強めました。速度は560km/秒に高まっています。
2017/ 7/18 14:19 高速の太陽風が続いています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2017/ 7/19 12:44 太陽風の速度は600km/秒に高まっています。磁気圏は穏やかです。
2017/ 7/20 12:53 太陽風の速度はやや低速に下がっています。カナダのオーロラをどうぞ。
2017/ 7/21 16:58 高速の太陽風が到来し、速度は630km/秒に高まっています。
最新のニュース

2017/ 7/22 14:04 更新
高速の太陽風が続いています。磁気圏も比較的活動的です。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日の夕方に700km/秒に達しました。
そのまま、今朝早くまで700km/秒台を保ちましたが、
その後次第に低下して、現在は560km/秒まで下がっています。
高速の状態は続いています。

太陽風の磁場強度は、7〜8nTとやや強まった状態が続いています。
南北成分は、全体としては北寄りになっていますが、
南向きに変化する時間帯もあり、
速度が高まっていることと重なって、
磁気圏の活動も高まった状態が続いています。

オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、
500〜800nTの中規模の変化が時間をおいて、度々発生しています。

世界時21日23時半頃の昭和基地のオーロラの動画を掲載します。
オーロラの爆発が始まって、空全体がオーロラの光に覆われていきます。
AE指数のグラフでも、750nTくらいの高まりになっています。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは西半球に進み、
高速の太陽風は後半に入っていくでしょう。


太陽は、無黒点の状態が続いています。
X線グラフは、全体の強度も下がり、とても穏やかです。



南極の昭和基地で、世界時21日23時半に撮影されたオーロラの様子。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


世界時7月21日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時7月22日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。