宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:59)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/12 --- ---
10/11 --- ---
10/10 --- ---

黒点 10/12 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 519 -2.6
-2 h 528 -2.2
-4 h 505 -4.3
-6 h 450 -0.3
-8 h 462 -0.8
-10 h 472 -2.1
-12 h 458 -5.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -35 -/ -
-2 h -4 -/ -
-4 h -25 -/ -
-6 h -29 -/ -
-8 h -33 -/ -
-10 h -25 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 9x10^1
10/12 0.5 3x10^2
10/11 0.7 2x10^3
10/10 0.3 8x10^2
10/ 9 0.4 5x10^2
10/ 8 0.3 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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衛星電子 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/10/ 7 15:10 太陽風は400km/秒付近の平均的な速度が続いています。
2017/10/ 8 09:50 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も静穏です。アイスランドのオーロラをどうぞ。
2017/10/ 9 11:52 太陽風は平均的な速度を保っています。太陽は無黒点です。
2017/10/10 11:56 太陽風は低速になり、磁気圏はとても穏やかです。太陽は無黒点です。
2017/10/11 13:11 太陽風が少し強まり、高速風が始まりそうです。新燃岳が6年ぶりに噴火しました。
最新のニュース

2017/10/12 12:59 更新
太陽風の速度は500km/秒に高まり、磁気圏の活動も強まっています。新燃岳は噴火が続いています。

担当 篠原

霧島山の新燃岳は、噴煙を上げ続けています。
昼に撮影した写真を掲載します。
朝からこの様な状態が続いていますが、
この程度の噴煙は桜島で見慣れているので、学校は全く平静です。



高速の太陽風が始まりました。
昨日のニュースの後、太陽風の磁場強度は10nTに達しました。
夜に入ると、速度もゆっくりと上昇を始め、
今朝、12日9時(世界時12日0時)頃に、500km/秒に達しました。
速度と反対に、磁場強度は5nTと平均的な値に下がっています。

太陽風磁場の南北成分は、
-5nTから-10nTに達するくらいの南向きの変化が続きました。
磁気圏の活動も高まって、
AE指数は500〜1000nTの中規模の変化が続いています。

太陽風データの最後では、
磁場強度が5nTに下がったため、南向きの変化も小さくなっています。
一方、速度が高まってきたので、
磁気圏への影響は高まった状態が続いているようです。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールは太陽の中心線を通り過ぎようとしています。
高速風の影響は、4〜5日後くらいまででしょうか。


太陽は、無黒点のままで、
X線グラフも変化はありません。




噴火して2日めの霧島山新燃岳。10月12日12時撮影。
(c) 篠原 学


噴火して2日めの霧島山新燃岳。10月12日12時撮影。
(c) 篠原 学


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。