宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:50)
昨日、M1.1の中規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/22 --- ---
10/21 08:09 M1.1
10/20 --- ---

黒点 10/22 (NOAA)
磁場 フレア
2685 1 α M1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 450 +1.3
-2 h 476 +1.1
-4 h 477 -2.7
-6 h 488 +0.4
-8 h 433 +1.4
-10 h 411 -1.2
-12 h 392 +1.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -18 -/ -
-2 h -18 -/ -
-4 h -1 -/ -
-6 h -1 -/ -
-8 h -2 -/ -
-10 h 1 -/ -
-12 h 7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 8x10^2
10/22 0.4 7x10^3
10/21 0.5 3x10^3
10/20 0.4 1x10^4
10/19 0.5 9x10^4
10/18 0.4 1x10^5

静か 激しい 非常に


















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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/10/17 12:47 高速太陽風は終わりに近づいています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2017/10/18 14:09 太陽風は平均的な速度に戻り、磁気圏も穏やかになっています。
2017/10/19 14:35 太陽の向こう側で活発な活動が続いているようです。太陽風は低速です。
2017/10/20 13:18 太陽風の速度がやや高まっています。太陽は無黒点で穏やかです。
2017/10/21 19:10 太陽の東端でM1.1の中規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2017/10/22 12:50 更新
太陽の東端から2685黒点群が現れました。

担当 篠原

昨日M1.1の中規模フレアを起こした領域は、
2685黒点群と番号が付きました。
昨日はSDO衛星の画像が取得できなかったので、
SDO衛星AIA131、193、171によるM1.1フレアの動画を掲載します。

可視光写真では、2685群の黒点はぽつんと1つ見えるだけです。
フレア以降の活動も特に見られず、
活動度が高まっているという様子はありません。

一方、前周期の2682群の北側にあった2683群に相当する位置で、
弱い活動がSDO衛星AIAカメラに見えています。
この後、北側からも黒点群が姿を現すかもしれません。


太陽風は、昨夜以降再び速度が高まって、
今朝早く、一時的に500km/秒に達しました。
その後すぐに下がり始めて、現在は450km/秒とやや高速です。

太陽風の磁場強度は、速度が上がる前に10nTに強まり、
速度が高まると7nTに下がり、現在は5nTと平均的な値に戻っています。

一時的な太陽風の高まりが発生した様です。
27日周期の図を見ると、全体の規模が分かりやすくなります。

太陽風磁場の南北成分は、南に向いたり、北に向いたりしています。
磁気圏の活動も、強まったり穏やかになったりしていて、
AE指数は、300〜700nTの変化が時間をおいて発生しています。




SDO衛星AIA131、193、171による昨日のM1.1フレア。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。