宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:30)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/25 --- ---
11/24 --- ---
11/23 --- ---

黒点 11/24 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:25 434 +3.1
-2 h 408 +3.1
-4 h 395 -3.6
-6 h 391 -4.6
-8 h 385 -0.2
-10 h 387 +6.2
-12 h 353 +1.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
08:30 -19 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 1 -/ -
-10 h -2 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^3
11/25 0.4 1x10^4
11/24 0.4 1x10^4
11/23 0.4 7x10^3
11/22 0.4 3x10^3
11/21 0.4 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/11/20 11:59 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。今後、高速太陽風が始まりそうです。
2017/11/21 15:05 高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も高まっています。
2017/11/22 13:02 高速の太陽風が続いています。太陽は無黒点で穏やかです。
2017/11/23 08:06 高速太陽風は終わりに近付いています。
2017/11/24 14:22 太陽風は低速風に変わりかけています。
最新のニュース

2017/11/25 09:30 更新
新しい黒点が発生しています。太陽風は平均的な速度に上がっています。

担当 篠原

太陽の北半球の中心付近に、新しい黒点が出現しています。
2689黒点群と番号が付けられそうです。
掲載の可視光写真でも小さく見えています。

フレアなどの発生は特に見られず、
X線グラフは変化のない状態が続いています。


太陽風は、昨夜から今朝にかけて430km/秒程度に速度が高まり、
低速風から平均的な速さの風に戻っています。
磁場強度も、10nT近くまで高まり、
グラフの最後で5nTに下がるという変化をしています。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
北半球のコロナホールはまだ中央線を通過した程度で、
影響の始まりとしては早すぎるように思います。
太陽風の一時的な変化なのか、このまま高速風に繋がっていくのか、
前周期とは違う推移になっているので、注目してください。

太陽風磁場の南北成分は、強度が高まったこともあり、
+5nTから -5nTにかけて、南北の変化をしています。
このため、AE指数では500〜800nTの中規模の変化が発生しています。
このやや活動的な状況は続くでしょうか。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。