宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:43)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 5 --- ---
12/ 4 --- ---
12/ 3 --- ---

黒点 12/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:34 439 -2.7
-2 h 434 -5.1
-4 h 399 +7.1
-6 h 353 +0.5
-8 h 336 -5.1
-10 h 337 -9.8
-12 h 315 -3.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
10:30 -32 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -37 -/ -
-6 h -33 -/ -
-8 h 4 -/ -
-10 h 16 -/ -
-12 h 4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^0
12/ 5 0.5 2x10^2
12/ 4 0.4 3x10^2
12/ 3 0.4 3x10^2
12/ 2 0.4 3x10^2
12/ 1 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/11/30 12:56 太陽風が少し強まっています。磁気圏は穏やかです。
2017/12/ 1 13:41 太陽風はやや高まった状態が続いています。
2017/12/ 2 12:31 太陽風は平均的な状態に戻っています。太陽は無黒点です。
2017/12/ 3 12:51 太陽風は平均的な状態です。11月の黒点相対数は、5.7 に下がっています。
2017/12/ 4 12:11 太陽風は低速です。これから高速の太陽風が始まりそうです。
最新のニュース

2017/12/ 5 11:43 更新
太陽風の磁場強度が強まり、コロナホールの影響が及び始めた様です。

担当 篠原

コロナホールの影響が地球に届き始めた様です。
今日に入った頃(世界時4日15時)から、
太陽風の磁場強度が12nTに強まりました。
速度は、300km/秒台の低速風が続いていたのですが、
今朝、5日7時(世界時4日22時)に430km/秒へ上がり、
まだ平均的な速さに戻った程度ですが、
速度も高まりの気配を示しています。

27日周期の図を見ると、
前周期より半日ほど遅れた立ち上がりになっています。
この後、500km/秒を超える高速太陽風に変わるのか、
注目してください。

太陽風磁場の南北成分は、南寄りの傾向に変わっていて、
南向きに大きく振れる時間帯が続いています。
磁気圏の活動度も高まっていて、
AE指数のグラフでは、
この半日ほど、500〜800nTの中規模の変化が続いています。

太陽風の速度が高まっていないので、
AE指数の変化は限定的ですが、
現在の磁場強度を保ったまま、速度も高まってくると、
磁気圏の乱れも規模が大きくなるでしょう。

前周期の太陽風は、600〜700km/秒まで速度が上昇しました。
今回はどうなるでしょうか。


太陽は、無黒点が続き、
X線グラフも変化は見られず、穏やかです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。