宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:26)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/11 --- ---
1/10 --- ---
1/ 9 --- ---

黒点  1/11 (NOAA)
磁場 フレア
2694 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 416 -2.1
-2 h 425 -0.7
-4 h 423 +0.7
-6 h 428 +0.9
-8 h 432 +1.1
-10 h 436 -0.3
-12 h 454 +0.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -1 -/ -
-2 h 6 -/ -
-4 h 10 -/ -
-6 h 6 -/ -
-8 h -2 -/ -
-10 h -6 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 9x10^0
1/11 0.4 1x10^1
1/10 0.4 1x10^1
1/ 9 0.4 1x10^1
1/ 8 0.4 4x10^1
1/ 7 0.5 4x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 1/ 6 13:29 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。
2018/ 1/ 7 11:31 太陽風の速度は290km/秒まで下がっています。今後、高まる可能性があります。
2018/ 1/ 8 14:25 太陽風は低速の風が続いています。太陽は無黒点になった様です。
2018/ 1/ 9 12:27 高速の太陽風が到来し、540km/秒に高まっています。太陽に黒点が出現しています。
2018/ 1/10 13:10 太陽風の速度は下がり始め、高速風は終わりかけています。
最新のニュース

2018/ 1/11 12:26 更新
太陽風は平均的な速度に戻っています。12月の黒点相対数は 8.2 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、昨年12月の太陽黒点相対数が発表され、
月平均値は 8.2 と、2か月連続で1桁台となっています。

グラフを見ると、2015年以降、
だいたい同じ調子でここまで下がり続けていて、
今後もこのまま1桁台を保ちそうな様子です。

黒点が見えなかったことを示す、黒点相対数 0 の日も、
12月は16日と、一ヶ月の半分を超えています。
これも、11月に続いて2か月連続です。



今日の太陽は、2694黒点群と、その右上の領域に、
とても小さい黒点が見えています。
掲載の可視光写真では、微かに点が見える程度です。

X線グラフも変化はなく、太陽はとても穏やかです。


太陽風は、昨日のニュース以降も速度の低下が続き、
現在は420km/秒と平均的な速さに戻っています。
磁場強度は、一旦、3nTに下がりましたが、
現在は4nTと、やや戻しています。

磁気圏は静穏で、AE指数は目立った変化はありません。

次の注目は、27日周期の図の前周期の、
12月17日に始まった高速太陽風の回帰です。
発生源となる北半球側のコロナホールは、
SDO衛星AIA193の写真では、太陽の西に進んでいます。

27日周期の図のグラフの比較では、
13日頃に変化が始まりそうですが、今回はどうなるでしょうか。



太陽黒点相対数の長期変化。12月の黒点相対数は 8.2 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の月毎の無黒点日の日数。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。