宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:27)
今日、C9.0の小規模フレアが発生しました。
また、M3.1の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/24 12:35 C9.0
10:35 C3.4
09:07 C8.4
7/23 23:15 C7.4
20:56 C2.4
13:46 C9.9
08:19 C3.1
7/22 19:42 C7.1
13:11 M1.0
12:15 M3.1

黒点  7/24 (NOAA)
磁場 フレア
3372 4 β M3
3373 23 β M1
3376 1 α C5
3377 3 β ---
3378 2 α ---
3379 10 βγ C8
3380 4 β C3

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:14 429 +3.6
-2 h 429 -0.1
-4 h 442 +3.4
-6 h 442 -3.4
-8 h 434 -3.8
-10 h 413 -5.5
-12 h 430 -4.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -20 -/ -
-2 h -21 -/ -
-4 h -21 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -17 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 1x10^2
7/24 0.5 4x10^2
7/23 0.5 3x10^2
7/22 0.9 1x10^3
7/21 6.4 3x10^3
7/20 19.4 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 7/19 17:29 M1.4、M2.1の中規模フレアが発生しています。太陽風は平均的な状態です。
2023/ 7/20 16:28 太陽風は平均的な状態です。M3.8の中規模フレアが発生しています。
2023/ 7/21 13:31 太陽風の小規模の乱れが到来しました。現在の太陽風は平均的な状態です。
2023/ 7/22 14:11 太陽風の小規模の乱れが到来しました。M3.1の中規模フレアが発生しました。
2023/ 7/23 14:11 太陽風は平均的な状態です。CMEの発生が続いています。
最新のニュース

2023/ 7/24 14:27 更新
太陽風は平均的な状態です。CMEが発生しています。

担当 篠原

太陽風は、速度は420km/秒、磁場強度は6nTと、
平均的な状態が続いています。

磁場の南北成分は、
昨夜から今朝にかけて南寄りの状態が続き、
AE指数では、500nT程度の中規模の変化が発生しています。

現在の磁場は北向きに切り替わっていて、
磁気圏は穏やかになっています。


太陽では、昨夜遅く、23日23時(世界時23日14時)に、
北西側(右上)の3376黒点群で、
C5.2の小規模フレアが発生しました。
直後に右隣の3372群でC7.4の小規模フレアが発生したので、
X線グラフではこちらのピークの値が示されています。

C5.2フレアの様子をSDO衛星AIA193、131の動画で紹介します。
X線の強まりが長い時間続くタイプのフレアで、
SOHO衛星LASCO C2、C3を見ると、
やや淡いですがCME(コロナ質量放出)が発生しています。

青い写真のC3では、
太陽を囲む様に丸く広がる様子が分かります。
太陽風の乱れは地球へ到来するのではないでしょうか。
NOAA/SWPCの予報では、3日後、27日の朝くらいとのことです。
変化は小規模だと思いますが、
磁場の強まりがやって来て、南向きに強まると、
磁気圏の活動も活発になります。

その後、24日9時(世界時24日0時)に、
中心部北東側(左上)の3379群でC8.4、
24日12日(世界時23日3時)に、
北西の端近くに達した3372群でC9.1
の小規模フレアが発生しています。




3376黒点群で発生したC5.2の小規模フレア。
(c) SDO衛星AIA193、131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽を囲む様に広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽風の乱れは、27日の午前中にやってくる可能性があります。
(c) NOAA/SWPC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。