宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:58)
今日、C2.3の小規模フレアが発生しました。
また、M1.1の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/13 02:46 C2.3
10/12 13:51 M1.1
13:28 C5.2
12:09 C9.7
07:04 C6.6
04:42 C3.4
10/11 23:23 C4.9
18:30 C7.2
13:26 C1.7
09:52 C2.8
00:46 C2.9

黒点 10/13 (NOAA)
磁場 フレア
3454 1 α C2
3460 11 βγ M1
3461 2 β ---
3462 8 β ---
3463 12 β ---
3464 6 βγ C3
3465 3 α ---
3466 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:45 347 -6.1
-2 h 331 +0.4
-4 h 318 +3.3
-6 h 310 +3.0
-8 h 315 +6.5
-10 h 323 +5.9
-12 h 324 +0.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 22 -/ -
-2 h 24 -/ -
-4 h 24 -/ -
-6 h 30 -/ -
-8 h 26 -/ -
-10 h 18 -/ -
-12 h 17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
10/13 0.3 5x10^2
10/12 0.3 3x10^2
10/11 0.3 3x10^2
10/10 0.3 6x10^2
10/ 9 0.3 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/10/ 8 09:21 太陽風はさらに低速になり、磁気圏も穏やかです。
2023/10/ 9 13:51 太陽風は低速の状態が続き、磁気圏も概ね静穏です。
2023/10/10 12:24 低速の太陽風が続いています。M1.6の中規模フレアが発生しました。
2023/10/11 13:21 太陽風はさらに低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2023/10/12 12:21 太陽風は低速の状態が続いています.磁気圏も静穏です。
最新のニュース

2023/10/13 13:58 更新
太陽風は低速の状態が続き、磁気圏も穏やかに推移しています。

担当 篠原

太陽風は、300km/秒から350km/秒へ
少し速度が上がっていますが、
低速の状態が続いています。
磁場強度は4nTから少しずつ強まり、
グラフの最後では13nTに達しています。

SDO衛星AIA193で注目していたコロナホールは
太陽の西の端に達しています。
速度の高まりは来ないままでした。

太陽風磁場の南北成分は北寄りの傾向が続き、
速度が下がっていることもあって、
磁気圏はとても穏やかです。
AE指数は変化が見られない状態です。

一方、太陽風のグラフの最後で磁場が南向きに強まっています。
この傾向が続くと、低速の状態は続いていますが、
磁気圏の活動は少し強まるかもしれません。


太陽は、昨日の昼、12日12時(世界時12日3時)に、
中心部南西側(右下)の3460黒点群でC9.7の小規模フレア、
直後に北西の端の3451群でM1.1のフレアが発生しています。

これ以降、X線グラフは目立った変化がなく、
太陽は穏やかになっています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。