宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:25)
昨日、M1.0の中規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/16 --- ---
11/15 21:07 C7.6
13:24 C2.8
12:39 C8.3
08:01 M1.0
04:43 C3.9
02:56 C5.8
02:24 C2.5
00:23 C2.7
11/14 23:38 C2.5
13:18 C2.1
10:54 C2.7
05:27 C2.8
01:19 C2.1

黒点 11/16 (NOAA)
磁場 フレア
3486 8 β C1
3487 2 β ---
3488 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:14 413 +0.8
-2 h 408 +0.3
-4 h 405 +1.2
-6 h 404 +0.2
-8 h 405 -3.1
-10 h 401 -3.2
-12 h 403 -3.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -14 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -6 -/ -
-6 h -11 -/ -
-8 h -17 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
11/16 0.3 4x10^2
11/15 0.3 2x10^2
11/14 0.3 2x10^2
11/13 0.3 3x10^3
11/12 0.4 7x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/11/11 13:01 高速の太陽風が続いています。CMEによる太陽風の乱れが近づいています。
2023/11/12 09:58 太陽風は平均的な速度に戻っています。乱れはまだ到来していません。
2023/11/13 13:00 太陽風の乱れが到来しました。磁気圏の活動は一時的な強まりになっています。
2023/11/14 12:40 太陽風の小さい変化が来ています。磁気圏は穏やかです。
2023/11/15 12:50 M1.0の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速になっています。
最新のニュース

2023/11/16 12:25 更新
太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽は穏やかに推移しそうです。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日のニュースの後に
360km/秒から400km/秒へ上がり、
以降、平均的な速度で推移しています。
磁場強度は、5nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、
今朝までは、南向きの変化が目立っていました。
このため、磁気圏の活動は活発になり、
AE指数では、800nTの中規模の変化がしばらく続いています。

しかし、太陽風のグラフの最後では、
磁場はやや北寄りになっていて、
AE指数も変化しなくなっています。
この後もこの傾向が続くのか、再び南寄りの変化になるのか、
注目してください。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見えていません。
太陽風は穏やかな状態が続きそうです。
27日周期の図でも、
前周期の太陽風は低速で推移しています。


太陽の南西の端(右下)に達した3485黒点群で、
昨日の昼、15日13時(世界時15日4時)にC8.3、
昨夜、15日21時(世界時15日12時)にC7.6
の小規模フレアが発生しています。

3485群は、現在は太陽の向こう側に進んでいて、
黒点は見えなくなっています。
このため、フレアの発生は少なくなりそうです。

SOHO衛星LASCO C2、C3によると、
15日15時(世界時15日6時)に、
太陽の左上に向かってCME(コロナ質量放出)が発生しています。
太陽のこちら側では特に現象が発生していないので、
向こう側で発生した現象の様です。




太陽の左上に広がるCME。向こう側の現象の様です。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。