宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:55)
今日、M3.3の中規模フレアが発生しました。
また、M4.2の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/22 09:58 C8.1
08:46 M3.3
06:15 C4.0
04:01 C4.1
02:56 C3.1
12/21 14:22 M4.2
11:15 C3.9
09:03 C5.4
06:30 C6.6
05:58 C4.4
05:13 C3.4
03:38 C7.2
01:58 C6.8
01:23 C3.3
12/20 23:33 C3.8
18:25 C7.9
17:29 C8.3
14:45 C7.5
02:36 C2.7
00:13 C7.1

黒点 12/22 (NOAA)
磁場 フレア
3519 9 β M4
3521 8 βγ C8
3524 2 β C4
3526 8 β C4
3528 9 β C2
3529 18 βγ C7
3530 3 β C4
3531 1 α C7

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 362 -1.7
-2 h 357 -0.5
-4 h 341 +0.7
-6 h 351 +0.7
-8 h 347 -0.0
-10 h 348 -1.6
-12 h 353 -3.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -22 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -18 -/ -
-6 h -19 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
12/22 0.4 3x10^3
12/21 0.3 2x10^3
12/20 0.3 5x10^2
12/19 0.3 2x10^2
12/18 0.5 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/12/17 11:48 太陽風は平均的な速度です。乱れはまだ到来していません。
2023/12/18 13:29 太陽風の乱れが到来し、磁気圏の活動が激しくなりました。
2023/12/19 12:31 太陽風の速度が高まっている様です。Cフレアの発生が続いています。
2023/12/20 12:10 高速の太陽風が続いています。磁気圏はやや活動的です。
2023/12/21 12:41 太陽風は平均的な状態に戻っています。Cフレアが続いています。
最新のニュース

2023/12/22 12:55 更新
太陽風は低速になっています。Mフレアが2回発生しました。

担当 篠原

太陽風の速度は、400km/秒から350km/秒へ下がり、
低速になっています。
磁場強度は、4nTから5nTへ少し上がっていますが、
平均的な状態です。

磁場の南北成分は、
グラフの前半は南寄り、後半は0nT付近となっています。
速度が下がってきたので変化は限定的ですが、
磁場が南寄りだった頃に、
AE指数は小規模の変化が続いています。
その後は変化がなくなり、現在の磁気圏は穏やかです。

SDO衛星AIA193では、
太陽の中心部にコロナホールはありません。
今後の太陽風は、穏やかな状態が続きそうです。


太陽は、南西の端(右下)に達した3519黒点群で、
昨日の午後、21日14時半(世界時21日5時半)にM4.2、
今朝、22日9時(世界時22日0時)にM3.3と、
中規模フレアが2回発生しました。

3519群は、西の端に沈んで行きます。
この後は、北西(右上)の3528群や、
中心部南側(下側)の3529群などに注目してください。



3519群で発生したM4.2の中規模フレア。
(c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


3519群で発生したM3.3の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。